ステンレスナイフ型のサイズは全長約273mm、刃渡り約133mmと、多喜火鉈(全長約245mm、刃渡り約110mm)よりも少し長め。刃の厚さは4mmと多喜火鉈より1mm薄くなっていますが、破壊力はそのまま。ブレードが貫通したフルタング構造なので、バトニングでしっかり薪を割ることが可能です。
両刃であることや、素材がステンレススチールとウォールナットでできていることなど多喜火鉈との共通していることも多いですが、刀身のフォルムが大きく変わっていて、今作では先の尖ったナイフ型にモデルチェンジ。
普段使い慣れている包丁のような形状をしているので、木を削ったり、野菜をカットしたり、ナイフ代わりに使う際はより扱いやすくなっています。
梨地の刀身に入った3本のラインは、バトニングをする時の目印に。いずれかのラインを薪の中心に合わせて(薪の大きさや硬さによってラインを変更)、ラインに狙いを定めて木材で刀身を叩けばオッケー。目印があることで打ちそびれも軽減するはずです。
なお、3本のラインは両端の間隔が4cmになっているため、両端のラインを目安に薪を割っていけば、フェザースティックにもしやすい4cm幅の小割を作ることができます。
柄の先には紐通しが付いているので、吊り下げ用のパラコードなどを通して使うことも。付属品としてナイフを収めるための牛革ケースも付いてきます。
ナイフ型になったことでさらに扱いやすくなった「多喜火鉈」。バトニング初心者にもオススメです。
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<文/&GP>
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