これは期待!荷物がガンガン入る三輪eバイク「MATE SUV」がかなりスタイリッシュ!

環境問題に対する意識が非常に高く、交通手段としての自転車文化が成熟しているデンマーク。そんな環境大国デンマークにおいて、自動車に代わる新たな移動手段として開発設計された「MATE SUV」ですが、ご覧の通りルックスからしてこれまでのeバイクとはかなり違った、個性的なつくりになっています。

基本的には「前輪2輪+後輪1輪」のトライク型ですが、とにかく目立つのはフロント側に備えた巨大な積載ボックス。フロント側に荷室を備えたトライクはこれまでなかったわけではないけれど、ここまで大きなスペースを備えたモノはあまり見ないないかも。

これだけ大きなボックスがあれば、例えば週末に食材をまとめ買いしても悩むことはないし、重いビールやワインをたっぷり買い込んだって大丈夫。積載ボックスはそのままオープンスタイルで使ってもいいし、純正オプションを使って自分らしくカスタマイズしてもいい。例えば雨風が気になる人なら全天候型ルーフを付ける、交通量が多い地域で排気が気になるならフタ付きボックスにしてがっちり守る、という選択もアリ。

車体には油圧式デュアルディスクブレーキとともに、ペダルアシスト付きのブローゼ社製250Wミッドドライブ・モーターを搭載、アシスト使用時の最高速度は時速24キロ(日本の法定速度範囲内)になります。

バッテリー容量など詳細は未発表となっていますが、フル充電あたりの走行距離は最大100kmとのことなので、日常的な使用で困ることはまずなさそう。オフロード用タイヤや独自のウィングテクノロジーといったオプション品もリリース予定とのことで、軽快な走りも楽しめそうです。

本体フレームには航空宇宙グレードのアルミニウム素材を、積載スペースのボックスには衝撃吸収素材を使用することで、路上での思わぬ衝撃からしっかりガード。昼夜問わず高い視認性を確保するため、リアライトとフロントライト、それに“MATE LEDライトバー”を標準で搭載します。

さらに万一の事故や盗難に備えて、位置情報のリアルタイム追跡を可能にする4G接続に対応。スマホと連動させることで、バッテリー残量の確認からルート確認、防犯アラームなど、さまざまなスマート機能を活用できるのは頼もしい。

設計および技術開発はドイツで行い、イタリアにて製造、2023年冬に世界同時の販売スタートを予定しているとのこと。すでに日本国内においても直売店「MATE.BIKE TOKYO」(渋谷区)において試乗体験予約を受付中です。

>> MATE.BIKE「MATE SUV」

<文/&GP>

 

【関連記事】

◆ビアンキが考えるe-Bikeの世界観を表現した電動アシスト自転車「E-Omnia」シリーズ
◆坂道を賢くサポート!スマートな電動アシスト自転車でスイスイ走ろう!
◆機能は本格派!だけど日本人のサイズ感にアジャストした電動アシスト自転車

トップページヘ

この記事のタイトルとURLをコピーする

関連するキーワード