共通仕様として、ウォッチ機能は外衝撃による時計の針のズレを検出し、GPSで今いる場所の標準時刻に自動補正する独自機能・RevoDriveを搭載。文字盤部分にある直径1.3インチ(2.3cm×2.3cm)ディスプレイは太陽光の下でも見やすい半透過メモリインピクセル(MIP)を採用し、176×176ピクセルの高解像度でさまざまな情報を鮮明に表示します。また、計測データの表示時は邪魔にならないように時計の針が自動的に動くなど、デジタル表示とアナログ表示の“ハイブリッド表示”を実現しています。
スマート系機能は、日々の健康管理からスポーツ・トレーニング、日常生活に役立つ機能まで超充実。ヘルスモニタリング機能は、定番となっている心拍数や歩数計測などに加え、ストレスレベル、体のエネルギー残量を可視化するGarmin独自のBody Battery、血中酸素トラッキング、睡眠の質を数値で表示する睡眠スコアなど、毎日の健康維持をサポートするメニューを搭載しています。
またスポーツアクティビティ機能は、筋力トレーニングからランニング、水泳、ヨガを始め、スキーやスノーボード、ゴルフ、ウィンドサーフィン、マウンテンバイクなど各種スポーツ種目をサポート。さらに、HIIT(高強度インターバルトレーニング)、クロスカントリー、フィッシングやハンティングプロフィールなどまで、30種類以上のメニューを搭載。
突発的な事故に遭遇した際に登録した緊急連絡先に現在地を送信する事故・転倒検出機能に加え、メールやSNSなどの通知機能、キャッシュレス決済(SuicaとGarmin Payに対応)、スマホ探索機能などにも対応します。
また、ミリタリー機能を搭載している「Instinct Crossover Dual Power Tactical Edition」では、ワイヤレス通信とデータ共有を無効にして情報の漏洩を避けるステルスモードや、暗視ゴーグル装着時でも表示を確認できるナイトビジョン機能、ウォッチ内の全データやペアリング、カスタムなどをリセットするキルスイッチ機能、高度な測位情報を表示するデュアルポジションフォーマット、スカイダイビングの際に上空でジャンプしたことを自動で検出するジャンプマスターなどの利用が可能です。
これら多彩な機能と表示の下支えとなるバッテリー性能も、従来モデルから一層の強化が施されており、独自のパネル層とIC効率化によってロング稼働を実現。ソーラーバッテリーを搭載した「Instinct Crossover Dual Power」2モデルは、アナログモードでは実質上バッテリー切れの心配はなく、最も電力を要するGPS+光学心拍計モードで約25時間&ソーラー充電でプラス6時間と、驚きの長時間稼働を実現します。
また、USB-Bケーブルで充電を行うスタンダードモデル「Instinct Crossover」もフルチャージ時のロング稼働が特徴のひとつとなっており、アナログモードで約71日間、スマートウォッチモードで約28日間、GPS+光学心拍計モードで約25時間と、バッテリー切れを気にせずに活用できます。
ケース素材は繊維強化ポリマー、ベゼル素材は繊維強化ポリマー/ステンレススチール。レンズ素材(風防)は「Dual Power」2モデルではPower Grassを、「Instinct Crossover」は強化ガラスをそれぞれ採用し、全モデル共通で“MILスペック(MIL-STD-810)”に準拠する耐衝撃性、耐熱性、耐水性(10気圧防水)を備えています。
ケースサイズは45mm径×厚さ16.2mmで重さは65g。バンドは腕に馴染みやすいシリコン製(22mm幅)です。カラーバリエーションは「Instinct Dual Power」がグラファイトとタイダルブルーの2色、「Tactical Edition」はブラック、「Instinct Crossover」はブルーグラニテの各1色となります。
アウトドアやアクティビティ、ミリタリーなどの“プロフェッショナル”からのニーズにも応えられる頑強さと高機能を備えたGarminの「Instinct Crossover」シリーズ。もちろん、タフで過酷な環境とは程遠い平穏な日常生活を送っている人でも活用しちゃってOKですよ。
>> Garmin
<文/&GP>
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