コロナ禍を機にすっかりポピュラーなものになったビデオ通話。もちろんMac本体にもwebカメラは内蔵されているけれど、iPhone搭載のアウトカメラと比べるとレンズ性能にはかなりの差があります。だったらiPhoneのカメラ機能を外付けwebカメラとして使えるようにしたらいいんじゃないの? ということで搭載されたのがこの“連係カメラ”機能。
必要なのは同じApple IDでログインしたmacOS 13 Venturaアップデート済みのMacとiPhoneXR/iOS 16以降のiPhoneだけ。専用アプリやケーブルなどは必要なく、Mac側のカメラアプリを立ち上げればすぐさまiPhoneのカメラが利用できるようになります。
使うiPhoneの機種にもよりますが、背景をぼかせる“ポートレート”や、動く被写体を常にフレームの中央に収める“センターフレーム”、カメラ位置を変えることなく手元を俯瞰で映せる“デスクビュー”など、便利なエフェクトがいきなり使えるようになるのはかなり便利! 特別な機材を使うことなく、高精細で明るい画面を相手に届けられるのは大きなメリットです。
そしてその“連係カメラ”機能のために誕生したのがこの「MagSafe対応 iPhoneマウント」。使い方はいたってシンプル、マウント内蔵の強力マグネットで手持ちのiPhone背面に取り付けたら、折りたたまれたツメ部分を手前に引き出してディスプレイ上部に挟み込むだけ。
Mac本体に直接接触する部分には弾力のある素材が使われているので本体を傷める不安ナシ。webカメラとして使わないときはスマホリングやスタンドとしても利用できるので、普段からつけっぱなしにしておけるのもメリットです。
同様のマウントはすでにいくつかのメーカーから登場していますが、こちらはApple社との共同開発によるもの。話題を呼んだWWDCでも使用されたものなので、デモ映像を見て心を奪われた人なら迷う理由はないかもしれません。
手持ちのアイテムとトーンを合わせられる、ブラック、ホワイト2色のカラーバリエーションもうれしいところ。ただし現在発売されているのはブラックのみ、ホワイトは2023年1月下旬より発売予定となっているので、「やっぱり白でなきゃ…」というユーザーはしばしのお待ちを。
>> Belkin
<文/&GP>
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