一般的な焚き火台やBBQコンロでは、熾火となった熱源の上に網や鍋などを設置して食材を加熱するのが普通です。でも、直火調理で使えるのって本当に下からの炎だけ? 熱源の下にもうひとつ空間を作れば、上からの熱も調理に使えるかも… そんな発想から誕生したのが、この「ファイヤークックピット」。
ステンレスメッシュを用いた火床は二段構造になっていて、上の段では薪を焚き、下の段にはその熱を使って調理したい食材がセットできる仕組みになっています。食材全体を一定温度でじっくり加熱できる下の段は、グラタン、焼きバナナや焼きりんごなどのオーブン調理にはまさにうってつけ。安定した火力はクッキーなどを焼き上げるのにもいいし、香ばしい焼き目をつけたいピザや焼き魚にはまさに好適。目で見て火の通り具合がわかりやすいから、失敗しにくいのもいいですね。
本体付属のバーをフレームの上に渡せば、スキレットなどを使ったMAKIBI料理(薪を使ったたき⽕料理)も楽しめるし、手持ちの焼き網や鉄板を載せればBBQや鉄板料理もOK。小さめのダッチオーブンなら、バーから吊るす形で火にかけることも可能。例えば上段では下からの炎を使った煮込み料理、下段では上からの熱を使ってピザや焼き野菜など、同時進行で調理を楽しむのも面白そうです。
重さ約2.0kg、組み立てた状態でのサイズは幅44.5×奥⾏40cmで⾼さ41.5cm。小さすぎず大きすぎずのサイズ感はグループでもソロでも使いやすそう。キャンプ飯のレパートリーが、これひとつで大きく広がりそうです。
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<文/&GP>
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