使われているレザーは、イタリア・トスカーナ地方にある名タンナー、ワルピエ社製の“BUTTERO(ブッテーロ)”。使い込むほどに生まれる艶感、小さな傷をカバーできるオイルの含有量が特徴的な美しく丈夫な革です。
そして、ボタンには同じくイタリアのフィオッキ社製スナップボタンを使用しており、高級感のある心地よい開閉感を演出。それらを、長年革財布を作り続けている日本の工場で縫製しているため、高品質で質実剛健な作りに仕上がっています。
財布のレイアウトはひとつに絞らず、あえて3種類で展開。いずれもキャッシュレスが進んだことによるクレジットカードの使いやすさにこだわったレイアウトとなっています。またブッテーロの質感を損なわぬよう、極力ハギを無くし、連続性のある面構成を意識しており、使い込めば曲面に艶のハイライトが走るように設計されている点もポイントです。
最もフォーマルに仕上げた「BUTTERO-ラウンドZIPウォレット」(2万6400円)はメタルファスナーがコの字型に走るラウンド型。開いた右側にカードポケットを縦に配置しており、カードをメインとして扱うことを想定した内装。
左側にはボックス型で一覧性の高いコインポケット。コインポケットの裏や後方の札入れ部分にもカードポケットを搭載しており、合計7つのカードポケットを内蔵しています。
「BUTTERO-3折りウォレット」(2万2000円)はコンパクト設計の三つ折りウォレット。カードをメインに収納できる財布で、内部のカードポケットにはクレジットカードだけでなく診察券やポイントカードなども入れておけるよう、大きなマチを搭載しており約12枚収納可能。
使用頻度の高いカードは外部ポケットに入れておくことも可能。もちろんお札やコインも収納可能で、コインポケットはボックス型のため、取り出しやすくなっています。
「BUTTERO-Lファスナーウォレット」(1万9800円)は定番のL字ファスナーウォレット。開くと中央にポケットがあり、コインだけでなくチケットやレシートなどを収納可能。ポケットを囲むようにお札を2つ折りにして入れられ、カードポケットも左右に3つずつ合計6カ所用意しています。さらに、財布を開けなくても利用できるカードポケットを外側にひとつ搭載しており、交通系ICカードなどを入れておくと便利です。
現代にふさわしい収納レイアウト・機能性を備えながらも、従来の財布が持っていた上質さや所有感にもこだわった革財布。キャッシュレス時代における財布のひとつの形と言えるでしょう。
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<文/&GP>
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