映画や音楽にしっかり没入できる秘密は音質コンセプト“TRUE SOUND”、“3Dサウンドフィールド”、“ヘッドトラッキング機能”、“サラウンドモード”3つの機能にアリ。
“TRUE SOUND”は、ヤマハ独自の技術によってもたらされる、製作者の意図した世界観やアーティストの想いまでをもありのまま伝えるサウンドのこと。映画で重要なセリフや効果音、BGMも忠実に再現することで、より深く映画の世界に浸れます。
“3Dサウンドフィールド”は、同社のAVレシーバーに搭載されている音場創生技術“シネマDSP”をヘッドホン用に再設計した機能で、2chの音源を立体音響へと変換。また、“ヘッドトラッキング機能”が頭の向きに応じて音の定位(音の鳴っている方向)を調整。実際にその場にいるようなリアルなサウンドを体感できます。
“サラウンドモード”は、コンテンツによって最適な音場を選べる機能で、全7つのモードが存在。映画向けのモードは、セリフ、効果音、BGMがしっかり分かれて聴こえる“Cinema”と、セリフがクリアに聞こえる“Drama”。ミュージックビデオ向けのモードは、広い音場を再現した“Concert Hall”、開放感のある音場が特徴の“Outdoor Live”、楽器とボーカルの位置関係も伝わる“Music Video”。音楽コンテンツ向けのモードは、音の反射を抑えた自然の状態でリスニングができる“Audio ROOM”と、リラックスしながら音楽に浸れる“Back Ground Music”の中から選択することが可能です。
アクティブノイズキャンセリング(ANC)機能も搭載。ヤマハ独自のアルゴリズムを採用した“アドバンスドANC”は、しっかり音楽信号とノイズ信号を分けて処理するため、高音質をキープしたまま雑音のみを抑えてくれます。また、近頃問題となっている“ヘッドホン難聴”にも配慮されていて、“リスニングケア(アドバンスド)”機能がコンテンツの音量や音質を自動で最適なバランスに調整。ANC機能と共に、必要以上に音量を上げなくてもしっかり聴こえる、耳にやさしいサウンドもこのヘッドホンの特徴です。
その他の機能としては、左右の聴こえ方の違いをモニタリングして理想的な周波数特性に自動調整する“リスニングオプティマイザー”、ヘッドホンをしたまま周囲の環境音を聞こえるようにする“アンビエントサウンド”、SiriやGoogle Assistantにつなげる“ボイスアシスタント機能”などを搭載。3Dサウンドフィールドの切り替えやサラウンドモードの選択など、スマホでヘッドホンの設定や操作ができる専用アプリ“Headphones Controller”にも対応しています。
連続再生時間はノイキャンON、3DサウンドフィールドOFF時で最大34時間、ノイキャンON、3DサウンドフィールドON時で最大11時間。また、付属のオーディオケーブル(3.5mm)を使って有線接続することもでき、有線接続時はハイレゾ再生が可能です。
四角いハウジングとファブリック素材を組み合わせた、シンプルながらも高級感のあるデザインで、屋外で使ってもサマになるワイヤレスヘッドホン。家で映画やドラマを観たり、外で音楽を聴いたり、マルチな活躍に期待ができそうです。
<文/&GP>
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