驚異の保冷力で話題となったシマノのクーラーボックスがアップデート!使い勝手が向上したぞ!

全4種類の共通仕様として、フタと本体の密閉性を高めるためにパッキンの潰し量を増やし、開閉に負荷がかかることを想定してレバーの強度をアップ。テコの原理を利用すること、力を入れなくてもワンアクションでスムーズに開閉が行える設計になっています。

フタは左右どちらからでも開閉できる“両開き”仕様に加え、本体から取り外すこともできる構造。庫内に入れたドリンクや食材などを取り出しやすく、また使用後のお手入れも簡単です。本体側面に水抜き用の栓を搭載し、水抜き口が底面よりも下にある設計のため、庫内からしっかり水を抜ける仕様で、氷が融けた後の水や釣りの際の海水など、意外と手間になる水抜きもスムーズに完了します。

ヒンジ構造となっているため栓を失くす心配がないのも嬉しいポイントです。

持ち運ぶ際のことも考えられた設計になっています。ハンドルバー搭載に加え、ハンドルバーの付け根にくぼみと持ち手が備わり、ハンドルバーを使っての片手持ちだけでなく、重い場合は両手でも持ち運べるように。

本体内側のプラスチックには抗菌剤のノバロンが入っており、細菌の繁殖を抑えて常に清潔な状態をキープ。大人が座ってもビクともしない堅牢なボディなど、安心して使えるようになっています。

サイズは40リットルと32リットルの2種類。40リットルは外寸が幅650mm×高さ434mm×奥行(フタ部)402mm、庫内寸法は高さ315mm×幅461mm(中央値)×奥行(底部)261mmで、2リットルペットボトル6本と市販の保冷剤2個を縦置きで収納できるワイドなサイズ。

32リットルは外寸が幅650mm×高さ368mm×奥行(フタ部)402mm、庫内寸法は高さ249mm×幅(中央値)463mm×奥行(底部)265mmで、底面に保冷剤を2枚知った状態で1リットルミディペットボトル6本を縦置きできるゆったり設計となっています。

▲「VACILAND PRO」

ここからはラインナップ全4種類の共通仕様をチェック。

「VACILAND PRO」(40リットル:10万2300円、32リットル:9万9000円)は、フタ内部に発泡ポリスチレン断熱材、本体の内部5面に発泡ウレタンをそれぞれ充填し、6面に真空パネルを搭載したハイエンドモデル。40リットル(重さ9.9kg)は最大13日間、32リットル(重さ9.1kg)は最大11日間に渡って庫内に入れた氷を保持する超強力な保冷性能を有しています。開閉レバーは金属+メタリック塗装、本体カラーはアンヴィルグレーのみです。

▲「VACILAND EL」

「VACILAND EL」(40リットル:7万9200円、32リットル:7万5900円)は、「PRO」と同様の断熱材を充填し、側面2面と底面の3面に真空パネルを配置。40リットル(重さ9.2kg)は最大9.5日間、32リットル(重さ8.5kg)は最大8.5日間に渡って庫内に入れた氷を保持する高い保冷力を備えています。開閉レバーは樹脂一体型(メタリック塗装)、本体カラーはモカのみとなります。

▲「VACILAND ST」

「VACILAND ST」(40リットル:4万7300円、32リットル:4万6200円)は、フタ内部に発泡ポリスチレン断熱材、本体の内部5面に発泡ウレタンをそれぞれ充填した、真空パネル非搭載モデル。氷保持期間は40リットル(重さ8.3kg)が最大6日間、32リットル(重さ7.8kg)は最大5.5日間と、充分すぎる保冷力。開閉レバーは樹脂一体型(本体カバー色)、本体カラーはサンドベージュとカーキの2色からチョイスできます。

▲「VACILAND VT」

「VACILAND VT」(40リットル:4万1800円、32リットル:4万700円)は、フタ内部に発泡ポリエチレン断熱材、その他5面には発泡スチレンを充填。40リットル(重さ7.5kg)は最大5日間、32リットル(重さ7.1kg)は最大4.5日間と、こちらも長期間に渡って庫内に入れた氷を保持できる保冷力を備えています。開閉レバーは樹脂一体型(本体カバー色)、本体カラーはサンドベージュ1色のみです。

酷暑になるのが当たり前になってきた昨今の夏。キャンプや釣りなどのアウトドアに、また冷凍食品やアイスの買い出しなどでも、暑さをものともしない高い保冷力を備えた「VACILAND」が大いに活躍してくれそう。3月上旬発売予定です。

>> SHIMANO「VACILAND」

<文/&GP>

 

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