この「HUB インフレータブル オーニング」、ひと言でいえばポールの代わりに空気の力を使って立ち上げる、独自のエアーフレーム構造を採用したポールレステント。
注入口から空気を入れればわずか3分間でフレームが立ちあがるので、あとは付属のストラップとペグで固定すればOK。イメージとしてはキッズ用の屋根付きビニールプールに似た構造ですが、エアフレームには柔軟なTPU素材を、ルーフにはPUコーティングを施した耐水圧 1000mmのWeathershield Pro 300Dポリエステルを使用しており、耐久面でも不安はなさそうです。
本体自体は2.3m四方のキューブ型。単体でシェードやタープとして使えますが、車中泊などで使う場合はここから目的に応じたオプションパーツを組み合わせていきます。
まずクルマと連結させるなら、ミニバンのサイドに装着する「VWコネクショントンネル」(3万800円)、もしくはSUVの後ろに装着する「SUVコネクショントンネル」(3万800円)を用意。
サイドジップで装着してクルマと繋げるだけで、広々スペースが即爆誕! 「HUB」をリビングに見立てて車内を就寝専用とするもよし、逆に「HUB」を寝室に見立ててコットを広げ、ゆったりした空間で休むのも良さそうです。
さらにプライバシーを確保するためのオプションとなるサイドウオールとして、視界を確保しながら雨風を避けられる「ウィンドウパネル」(1万3200円)と、イヤな虫の侵入を防ぎながら換気できる「メッシュパネル」(1万3200円)の2種類をラインナップ。
どちらもウインドウ部分にはロールアップ/ダウンできるシートを備えます。
また、さらなる居住性を重視するユーザーのために、定員2名程度の空間を拡張できる「アネックス」(4万4000円)も用意。こちらにはあらかじめグランドシートの縫い込まれたインナーテントが付いているので、「HUB」と組み合わせることで2ルームテント風に使うこともできます!
4つの側面は全て「アネックス」を取り付けられるので、例えば「アネックス」を2つ繋げれば大人と子どもで寝室を分けることも可能です。
はじめからクルマとの連結を想定するなら「HUB」本体に「ウィンドウパネル」「メッシュパネル」「アネックス」、それに連結用トンネルとフットプリントをセットにしたオールインワンセット(SUVセット、VANセット 各22万円)が扱いやすくて便利そう。さらに別売りの「コネクターストリップ」を使えば、複数の「HUB」同士をシームレスに繋げることも可能。
4つの側面全てにサイドパネルをつければテント単体でも使えるので、アイデア次第でさまざまな用途に活用できそうです。
>> ドメティック
<文/&GP>
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