ホンダの砂漠にかける情熱は今も昔もアツイ。ホンダモーターヨーロッパリミテッドが2015年中に「CRF1000L Africa Twin」を発売すると発表した。
1980年代、まだダカールラリーがその名のとおりアフリカ大陸を舞台にしていた頃(現在は南米で開催)、ホンダは常勝体制を築くべく1台のマシンを開発した。その名はXLV750R。
こいつの内容がスゴい。1気筒あたり3バルブ、ツインスパークを持つ空冷Vツインエンジンはドライサンプで、アルミ製角形フレームそのものをオイルタンクとすることで低重心化と軽量化を実現。サスペンションはフロントがエアサス、リアがドライブシャフト駆動のプロリンクと、ホンダの本気を詰め込めるだけ詰め込んでいた。
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