純正のApple Watch充電ケーブルは、ACアダプタやMac本体、モバイルバッテリーなどからUSB Type-Cポートを介して給電し、ドック上にApple Watchを置いてワイヤレス充電するスタイル。Apple Watchそのものの充電は“置くだけカンタン”だけど、ケーブルの長さは案外困るもの。特にMacやバッテリーから給電するシーンでは、この長さは文字通り無用の長物。そこで、「いっそ直付けしちゃったほうが楽なのでは?」という発想から誕生したのが「Maco Go 2」です。
開発したのは、オーストラリアのメルボルンに拠点をおくThree1Design。大ヒット発売中の初代モデル「Maco Go」は、2018年にクラウドファンディングに登場するや否や、圧倒的な使いやすさが評判を呼び、現在も多くのユーザーに愛用されています。
新作「Maco Go 2」は、前モデルのコンセプトとデザインはそのままに、充電機能の更なる高速化を実現したアップデートモデル。特に急速充電に対応したApple Watch Series 7、8、Ultraでの利用を想定していますが、Series 6以前のApple Watchへの給電にも対応。またAirPods Pro(第2世代)の充電にも対応しています。
突起部を除いたサイズは35×35×12mmで、重さはわずか15g。前モデルよりわずかに大きくなってはいますが、それもほんの数mm、数グラムというレベル。ポケットやポーチに忍ばせておいても、なんらストレスにならない大きさです。
最大のポイントである充電スピードに関しては、なんと現在最速とされるApple純正の高速充電ケーブルとほぼ互角となる速さを発揮! 量産前の実機テストにおいては、Ankerの急速充電アダプターを用いた場合で、Apple Watch 7で73分、Apple Watch Ultraで88分というハイスピードでフル充電を完了。これなら出先でまさかのバッテリー不足に気付いた時も、スキマ時間を使ってこまめに補えそうです(実際の充電時間は、使用する電源アダプターや環境、設定によって変わるため、この限りではありません)。
前モデル同様、コネクター部分は本体のセンターではなく端に寄せた位置にレイアウトされているのですが、これはMacBook AirなどUSB Type-Cポートがふたつ並んだPCを使った場合に、もう一方のポートに干渉しないように配慮されたもの。他社製品では、本体形状やサイズの関係で、ポートをひとつしか使わないのに結果として両方のポートを物理的に埋めてしまうモノもありますが、そんな心配は「Maco Go 2」なら無用です。
ちょっと嬉しいのが、USB Type-Aからも給電できるよう、専用に開発されたUSB-C to USB-A高速充電アダプター(別売り)が用意されていること。手持ちのPCやモバイルバッテリーからはもちろん、新幹線の座席や愛車のダッシュボード周辺に装備したUSBポートからでも気軽に充電できるのは、移動が多い人にとってはかなり頼もしいもの。Apple MFi認証も取得済み。安心して使えるのも嬉しいポイントです。
<文/&GP>
【関連記事】
◆Apple Watchを上品な印象にできるレザー製ストラップ。絶妙なカラーもいい!
◆堅牢性と高級感を両得するカーボン製Apple Watch ULTRAケース
◆Phone・AirPods・Apple Watchはスッキリまとめて充電すれば見栄えも良い!
- 1
- 2