話題の3Dプリンターが蔦屋家電で体感できますよ!

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WALL STITCH PROJECT 壁に刺繍しているかのように見える、文字。実際に都内のホテルなどで採用されている(c)YOY + 株式会社ケイズデザインラボ

3Dプリンティングや3Dスキャニングについては、「モノ作りのありかたを根本から変える」と話題になったためなんとなく知っているが、どう使われるのかまではピンと来ないというのが一般的な認識だろう。だがこの企画展を見れば、最新テクノロジーとライフスタイルの関係や可能性、これからの3D技術がどのように日常生活に取り入れられていくのかという方向性などを、実例とともに理解できる。

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Haptic Picture 視覚障害者向けに作成した絵画を立体化した作品を3Dデータ化し、高精細3Dプリンターで出力したもの(発案・コンサルティング:国立特別支援教育総合研究所 大内進研究員、企画・デザイン・制作:株式会社ケイズデザインラボ)

この企画展は、3Dプリンターや3Dスキャナーをモノづくりに活用した「ddddddddd(d–ninth)」という、3Dプリンティング&スキャニング分野における日本の第一人者、ケイズデザインラボが起ち上げたプロジェクトによるもの。プロダクトとともに展示される開発ストーリーも興味深いもので、3Dテクノロジーをさらに身近に感じるだろう。

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iPhoneケース「次元」シリーズ 木や革、キルティングなど、3Dスキャナーで読み取ったテクスチャーデザインを柔らかい樹脂に表現。デザイン性と堅牢性を兼ね備えたiPhone 6用ケース(c)トリニティ株式会社

これまでにも代官山蔦屋書店や湘南Tサイトといった、ライフスタイルと密着した店舗を展開してきたカルチュア・コンビニエンス・クラブだからこそできた、家電店での最新テクノロジーとライフスタイルを融合させた企画展。意外な未来を垣間見られる、おもしろい展示となるだろう。

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ASCEL 3Dプリントした原型を元に陶器の器を作成、漆や金箔で仕上げた作品。3Dのモデリング技術と伝統工芸の融合(c)secca inc. / GEUDA.

「FUTURE LIFE EXHIVITION」
会場:二子玉川 蔦屋家電(二子玉川ライズS.C.内)
会期:2015年5月21日~2015年6月3日
住所:東京都世田谷区玉川2-21-1

 

(文/&GP編集部)

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