1916年にフィンランドの首都・ヘルシンキに小さな工房としてスタートしたヨーロッパを中心に世界で広く愛されているKARHU。
一方、Universal Worksはデザイナーのデイビッド・キイト氏によって2009年に設立されたイギリスのブランド。ワークウエアやアウトドアに英国のトラディショナルなデザインの要素を掛け合わせたプロダクトを生み出しています。
このたびのコラボによる2モデルは、KARHUのコレクションの中から、1960年代にランニングシューズとして登場した「Trampas」と1977年にデビューしたブランドのアイコン的モデル「MESTARI」をベースに再構築したもの。
アッパーに上質なスエードとナイロン素材を採用し、Universal Worksのスタイルに合わせてソールユニットにボリュームをもたせた現代的なデザインに変更しています。
そして、最も印象的なのが、サイドのロゴ。KARHUではフィンランド語で“チャンピオン”を意味する“Mestari(メスタリ)”に由来するMマークを商標登録し、さまざまなシューズに搭載してきましたが、今回のコラボモデルではブランドの顔ともいえるこのMマークを逆さまにデザイン。Universal Worksにちなんだ“W”に変更しています。これは100年以上にわたるKARHUの歴史の中で初めてのチャレンジだそう。また、この“W”ロゴの上に、“Universal Works”を逆さにしてプリントしているのもユニークな趣向です。
ナチュラルなベージュ系のカラーをベースにネイビーやブラウン系を組み合わせたカラーリングでレトロな雰囲気をまといつつ、全体的にコンテンポラリーな印象に仕上げられています。
コラボアイテムならではの特別なロゴを配したシューズは、足元に個性をプラスしてくれそうです。
>> KARHU
<文/&GP>
【関連記事】
◆北欧の100年ブランドKARHUの新作「ORIENTEERING PACK」のモチーフはもちろんオリエンテーリング!
◆白ベースに「M」のグリーンが爽やか!夏っぽくていいね
◆色はシンプル、素材は多彩!カルフの新作は陸上界の英雄とコラボ
- 1
- 2