コストパフォーマンスに優れたスマホやタブレットが広く知られるファーウェイだけど、スマートウォッチもかなり優秀。汎用性の高い多機能タイプの「WATCH」、ライフトラッキング機能に寄せたリストバンド型の「Band」という2つのコレクションを展開していますが、今回リリースされた「Band 8」はその名の通り、薄型スマートな「Band」シリーズの最新作。長時間の装着を想定した、スポーツやアウトドアシーンに向くカジュアルなスマートウオッチです。
特徴はやはりその薄さと軽さ。ディスプレイは前モデルである「Band 7」と同じく1.47インチのAMOLED タッチスクリーン、14時間という駆動時間も前モデルと同じですが、本体部分の薄さに関しては前モデルからさらに1mm薄い8.99mm、重量に関しては前モデルより2g軽い14gというスリムサイズを実現。基本性能を犠牲にすることなく薄型化と軽量化を進めることで、さらなる装着感の向上をかなえているのです。
機能面においては、睡眠状態をモニターする独自アルゴリズム“HUAWEI TruSleep”をバージョンアップ。体の動きや心拍数、心拍変動と睡眠の関係をより深く掘り下げた結果、モニタリング精度を約10%向上、誤認識率に関しては約40%も減少させるなど、眠りに関するデータがより高精度に捉えられるようになっています。捉えたデータはスマホアプリ“HUAWEI Health”と連動、睡眠状態を客観的な記録で振り返ることができるほか、いびきなど睡眠時の音を録音することも可能です。
これに加えて、快適な睡眠を妨げないためのスリープモードもより使いやすくアップデート。スリーブモードに切り替わる時間を曜日ごとに設定できるようになり、さらにウオッチが睡眠を察知して自動でスリープモードに切り替えてくれる自動機能も搭載。これら機能を活用すれば、夜中のメッセージ通知や寝返りによっる不意の画面点灯で、眩しさに眠りが妨げられることもありません。
もちろん従来モデル同様、血中酸素や心拍数、ストレス状態のモニタリングなどヘルスケアに関する機能も豊富に搭載。またワークアウトに関しては新たにバスケットボールとサッカー、eスポーツ(!)がカスタムワークアウトモードに加わったことで、対応モードは合計100種類に。ランニングやウオーキング、サイクリング、プールなどに関しては、より詳細なデータが取得できるプロワークアウトモードに対応しています(※「HUAWEI Band 8」にはGPSが搭載されてないためルートマップ表示にはGPS搭載スマホと接続している必要があります)。
さらに、着信やメッセージの確認、LINEやSMSへのクイック返信(Androidデバイスのみ)、天気情報、音楽再生コントロール、遠くから写真撮影ができるリモートシャッター機能(EMUI 8.1以降とiOS 9.0以降のデバイスのみ)、振動付きアラーム、タイマーなど、スマートウォッチらしいスマホ連携機能もしっかりカバー。
これだけ充実した機能を搭載しながら1万円を切る価格設定には驚くばかり。カラーとサイズのバリエーションとして、ストラップの手首サイズ130-210mmに対応する「ミッドナイトブラック TPUストラップ」「エメラルドグリーン シリコンストラップ」120-190mmに対応する「サクラピンク シリコンストラップ」の3種類をラインナップ。豊富なフェイスデザインを使えば、自分好みのアレンジも自由自在に楽しめます。
<文/&GP>
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