どちらもライカ監修レンズ搭載!「AQUOS R8」と「AQUOS R8 pro」の違いをチェック

■1インチセンサー搭載「AQUOS R8 pro」は撮影性能がさらに進化

AQUOS R8 proは、前モデルと同じく、ライカと共同開発した「ズミクロン」レンズと、スマホとしては最大級の1インチのイメージセンサーを搭載。そして、新たに600種類以上の光源を判定する「14chスペクトルセンサー」を新搭載。朝日や夕焼け、室内照明など、さまざまな環境で、見たままに近い色と明るさで撮影できるように進化しています。

▲背面に1インチセンサーのカメラを搭載

▲14chスペクトルセンサーの搭載により、ナチュラルな色のままで写るように進化

AIによる被写体判定の精度が向上し、日の出と日の入りを別のものとして認識し、料理とは別にケーキなどのスイーツを認識するなど、より細分化した撮影設定が行われるように進化。さらに、「ナイト」モードには「星空」と「花火」の専用モードが追加されています。例えば「花火モード」では、明るさや露光時間を調整したりすることなく、シャッターチャンスと思った瞬間にタップするだけで、理想的な写真が撮れるようにチューニングされています。

▲ナイトモードに星空と花火の専用モードを追加

ペット(犬と猫)を認識する専用のAIエンジンも搭載。素早く動き回るペットを追尾し、瞳オートフォーカスにより、いきいきとした表情を写せる趣向。美しい毛並みを強調させたり、逆にふんわりとしたイメージで写したりもできます。

▲ポートレートモードでペットを撮ると、背景ボケだけでなく、毛並みの写り具合も調整できる

背面のカメラ部は、前モデルよりも広い円でデザインされています。内部の熱をここから逃す仕組みで、前モデルに比べて大幅な放熱性能を実現しているそうです。

▲カメラリングから熱を逃す仕組みを導入

▲CPUによる発熱の制御技術もあり、前モデルに比べて、撮影時やゲームをする際に背面が熱くなりにくくなっている

市販のレンズフィルターを取り付けるためのケースやアダプターも発売されます。減光フィルターやクロスフィルター、ソフトフィルターなどを取り付けて、一眼カメラさながらの一歩進んだ撮影も楽しめる趣向。

▲左はスマホケース、右はアダプターを装着して、レンズを取り付けた状態

プロセッサーは、今季最高峰といえるSnapdragon 8 Gen 2(最大3.18GHz)。RAMは12GBで、ROMは256GB。約6.6インチの有機ELディスプレイ(Pro IGZO OLED)は、1〜240Hzの可変駆動に対応し、なめらかな画質と省電力を両立させています。

価格はまだ発表されていませんが、前モデルのAQUOS 7(ドコモ版は19万8000円、ソフトバンク版は18万9360円)と同等になると予測されます。

 

【次ページ】「AQUOS R8」はproとどこが違う?

この記事のタイトルとURLをコピーする

関連するキーワード