■コスパを重視するなら「Google Pixel 7a」は買って損なし!
発表と同時に発売開始となったGoogle Pixel 7aをいち早く使ってみました。
6.1インチの有機ディスプレイを搭載し、ボディ幅は72.9mm。大きくも小さくもなく、多くの人が使いやすいと感じそうなサイズ感です。上位モデルと同じTensor G2を搭載し、ディスプレイのリフレッシュレートが最大90Hzということもあり、なめらかなタッチ感で、軽快に操作できました。
カメラの撮影画質は、Pixel 7とほぼ同等。望遠カメラは搭載されていませんが、2倍の超解像ズームで鮮明な画質で撮影でき、最大の8倍のデジタルズームを使っても、画質劣化はさほど気になりませんでした。
夜景モードはPixel 7と同じく約2〜3秒の露光で撮影可能。ちなみに、Pixel 6aは約4〜5秒を要したので、Pixel 6aからは着実に進化していると言えそうです。
「フォト」では、写真に写り込んだ不要なものを消去できる「消しゴムマジック」やボケている写真をワンタッチで補正できる機能も使えます。
日本語の文字起こしに対応する「レコーダー」、さまざまな場面で活用できる「リアルタイム翻訳」など、 Pixelならでの機能も、上位モデルのPixel 7と同じように使えました。
昨年発売されたGoogle Pixel 6aも、Pixel 6に近い性能を備えつつ、手頃な価格で買えることで人気を集めしたが、Pixel 7aは、さらに上位モデルとの差分は小さくなった印象。5月11日時点では、今年最もコスパが高いスマホと言えそうです。
>> Googleストア
<取材・文/村元正剛(ゴーズ)>
村元正剛|iモードが始まった1999年からモバイル業界を取材し、さまざまな雑誌やWebメディアに記事を寄稿。2005年に編集プロダクション「ゴーズ」を設立。スマホ関連の書籍・ムックの編集にも携わっている。
【関連記事】
◆どちらもライカ監修レンズ搭載!「AQUOS R8」と「AQUOS R8 pro」の違いをチェック
◆Googleの賢いスマホ「Pixel 7」と「Pixel 7 Pro」どちらを買うべき?
◆使ってわかった「Google Pixel Watch」を買うべき5つの理由