折りたたみスマホ「Google Pixel Fold」、高コスパモデル、タブレット。今夏はPixelデバイスから目が離せない!

■コスパを重視するなら「Google Pixel 7a」は買って損なし!

発表と同時に発売開始となったGoogle Pixel 7aをいち早く使ってみました。

6.1インチの有機ディスプレイを搭載し、ボディ幅は72.9mm。大きくも小さくもなく、多くの人が使いやすいと感じそうなサイズ感です。上位モデルと同じTensor G2を搭載し、ディスプレイのリフレッシュレートが最大90Hzということもあり、なめらかなタッチ感で、軽快に操作できました。

▲6.1インチのディスプレイは視認性も良好

▲リフレッシュレートは最大90Hzに対応

▲指紋センサーはディスプレイ内に搭載され、認識も速かった

カメラの撮影画質は、Pixel 7とほぼ同等。望遠カメラは搭載されていませんが、2倍の超解像ズームで鮮明な画質で撮影でき、最大の8倍のデジタルズームを使っても、画質劣化はさほど気になりませんでした。

▲広角(64メガピクセル)+超広角(13メガピクセル)のデュアルカメラを搭載

▲超広角(0.5×)で撮影

▲広角(1×)で撮影

▲2倍ズーム(2×)で撮影

▲8倍ズーム(8×)で撮影

▲料理も美味しそうに写る

▲「ポートレート」モードはナチュラルな背景ボケが得られる

▲露出やコントラスト、色温度を簡単に調整できる機能も健在

夜景モードはPixel 7と同じく約2〜3秒の露光で撮影可能。ちなみに、Pixel 6aは約4〜5秒を要したので、Pixel 6aからは着実に進化していると言えそうです。

▲通常の「カメラ」モードでAIによる認識をオフにして撮影

▲「夜景」モードでは、ここまで明るく写る

「フォト」では、写真に写り込んだ不要なものを消去できる「消しゴムマジック」やボケている写真をワンタッチで補正できる機能も使えます。

▲多彩な画像編集機能も利用できる

日本語の文字起こしに対応する「レコーダー」、さまざまな場面で活用できる「リアルタイム翻訳」など、 Pixelならでの機能も、上位モデルのPixel 7と同じように使えました。

▲精度の高いレコーダーの文字起こし機能や、リアルタイム翻訳機能が使えることもアドバンテージ

▲キャリアが取り扱うモデルもnanoSIM+eSIMのデュアルSIMで使える

昨年発売されたGoogle Pixel 6aも、Pixel 6に近い性能を備えつつ、手頃な価格で買えることで人気を集めしたが、Pixel 7aは、さらに上位モデルとの差分は小さくなった印象。5月11日時点では、今年最もコスパが高いスマホと言えそうです。

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<取材・文/村元正剛(ゴーズ)

村元正剛|iモードが始まった1999年からモバイル業界を取材し、さまざまな雑誌やWebメディアに記事を寄稿。2005年に編集プロダクション「ゴーズ」を設立。スマホ関連の書籍・ムックの編集にも携わっている。

 

 

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