1941年、アメリカ・オハイオ州ランカスターにある耐熱ガラス食器メーカーの先駆け Anchor Hocking Corporation（アンカーホッキング社）で生まれたテーブルウエアブランドのFire-King。揺るぎない人気を博しながら、アメリカでの生産は1986年に終了してしまいました。
そんなFire-Kingの代表作ともいえるミルクガラスは、2011年に熟練した技術を持った日本のガラス職人たちに製造方法が受け継がれ、現在は日本で生産されています。アメリカの人気商品が、時を経て日本の確かな技術によって復刻するなんて、なんだか誇らしい気持ちになりますね。
復刻モデルとして登場した「ストレートカップ＆ソーサー」は、主にアメリカのレストランやダイナーでの業務用として活躍したもの。ストレートカップの容量は約180mlで、手にすっぽりと収まる、丸みを帯びた柔らかなフォルムが特徴です。
幅広のハンドルにより安定して持てるのも、Fire-Kingならではのポイント。ソーサーとセットで使うのはもちろん、普段使いのマグとしてストレートカップ単体でも活躍します。
カラーはFire-Kingの定番、ジェダイとミルクホワイトの2色。ミルクガラス特有の透け感のある風合いと、どこか懐かしさを感じさせるデザインです。
いつものコーヒータイムやティータイムも、こんなカップ＆ソーサーを使ってみれば、気持ちは一気にアメリカン。60年代のダイナーを思い浮かべて、朝からさわやかな気持ちで過ごせそうです。
>> Fire-King
＜文／&GP＞
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