サングラスのような「XRグラス」を掛けたら目の前に映画やゲームの映像が!

「VITURE One」をひとことでいうなら、PCから出力した映像をどこでも大画面で楽しめるXR型スマートグラス。表示部分にはフルHD/60fps対応の有機ELレンズを採用。XRグラスにおいて解像度の指標とされるPPD(角度あたりの画素密度)の値は人間の目の解像度に近いといわれる55を記録。映画やアニメ、音楽やスポーツなど、あらゆるコンテンツを臨場感たっぷりの大画面で堪能できます。

また、迫力の映像に劣らずこだわっているのがサウンド品質。テンプルの耳元付近に搭載している空間オーディオシステムは、世界的な音響ブランド・ハーマンとの共同開発によるもの。ヘッドホンのように物理的に耳を密閉しないから、長時間の動画視聴でもゲーミングでも、ストレスフリーに楽しめます。

さらに、大きな魅力のひとつとなっているのがデザイン性。VRグラスというと、とにかく大きく重かったり、あるいは妙に近未来チックだったりして、見た目にもちょっと装着しにくいモノもありますが、「VITURE One」は単純にアイウエアとしても違和感なし。

これまでGoogleやNikeのデザインにも携わってきたデザインオフィス・LAYERとの共同設計ときけば、完成度の高さも納得です。また、本体には度数調整ダイヤル付きなので、軽度の近視であれば、ダイヤルを調整するだけで見え方の調整が可能。これまでのVRゴーグルのように、メガネの上から重ねて装着するようなわずらわしさもありません。

デバイスとは、同梱の専用ケーブルを使って、DisplayPort Altモード対応のUSB Type-Cポートに接続する形をとっています。「ということは、そのポートが付いてるスマホやPCじゃないと遊べないんじゃ…」と思いきや、ここからが「VITURE One」の面白いところ。「VITURE One」には幅広いデバイスやコンテンツに対応できるよう、さまざまなオプションが用意されているのです。

例えば、「VITURE One モバイルドック」(単体販売なし、グラスとのセットで7万880円〜 同)は、Nintendo Switchなどの携帯ゲーム機を外出先で楽しむために開発されたもの。ざっくりいえば、13,000mAhの大容量バッテリーを搭載したUSB Type-C/HDMIの変換アダプター。つまり、このドックとSwitch本体をHDMI経由でつなげば、好みのゲームタイトルがたちまち「VITURE One」の大画面で楽しめるようになるというわけ。Type-Cポートは2系統の出力ができるから、「VITURE One」をふたつ用意すれば、2人で同じ画面を見ながら対戦することも可能です。

さらにユニークなのが、本体にAndroidベースのOSを搭載した「VITURE Oneネックバンド」(単体販売なし、グラスとのセットで7万8880円〜 同)なる肩掛けデバイス。これは、例えていうなら、スタンドアロンで稼働するAndroidOS搭載プロジェクターのようなもの。

無線LANを使える環境であれば、ネットを介してアプリで動画やゲームも楽しめるし、PS5やXboxをリモートプレイで利用することも可能。また、ネックバンド本体にも128GBのストレージを内蔵しているので、あらかじめコンテンツをダウンロードしておけば、無線LANが使えない環境でも問題なし。ミラーリング・キャスティングにも対応するので、手元のスマホやタブレットの画面をそのまま大画面で楽しむといった使い方でもOKです。

グラス単体で使ってもいいけれど、モバイルドックやネックバンドと合わせて使えば、楽しみ方は大きく広がります。VR映像やゲームが好きな人はもちろんのこと、単純に映画や音楽、スポーツ中継をどこでも迫力の大画面で楽しみたい、という人にもピッタリ。グラスにモバイルドックとネックバンドの両方をつけたフルセットや、グラス2本とモバイルドックをセットにした対戦向けスペシャルセットも用意されています。

>> Makuake

<文/&GP>

 

【関連記事】

◆軽い、薄い、高画質!三拍子そろったオールインワンVRヘッドセットが登場!
◆HTCが4年ぶりにスマホを発表。VRグラスとのお得なセットも発売
◆メガネ外してVRしたい!じゃあゴーグルに乱視&近視対応レンズを付ければいいじゃない

トップページヘ

この記事のタイトルとURLをコピーする