搭載される映像センサーは、APS-Cサイズの裏面照射型X-Trans CMOS 4センサーで、有効画素数は約2610万画素。新たに採用した大容量バッテリーは、従来機との比較で2倍ほどの枚数を撮影できます。旅行で丸一日外出する際など、長時間の撮影でも安心して持ち出せる仕様です。
AFは、上位クラスの「X-T5」と同等の性能を発揮。動物や乗り物などをAIで検出する“被写体検出AI”も搭載しているので、ビギナーには難しい動く被写体の撮影をカメラに任せられます。手ブレ補正も進化し、5軸・最大7.0段の手ブレ補正が、暗い場所での撮影や望遠レンズでの撮影で威力を発揮。三脚も不要となるシーンが増えるので、軽量な装備で出かけられるでしょう。
6.2K/30Pの動画撮影にも対応。カメラ上部のダイヤルには、新たにVlogモードへの切り替えダイヤルを搭載。自分撮りをする際に、カンタンにカメラ設定を変更できます。商品撮影モードで顔の手前の商品にピントが合うようになったり、背景ボケモードが設定できたりと、Vlogがはかどる仕様がポイント。
背面液晶は、自撮りの際に自分側へも向けられるバリアングル液晶を採用。別売りで三脚グリップや冷却ファン、マイクなども用意されているので、「X-S20」を中心に、Vlogや動画配信環境を整えられます。
本格性能を搭載していますが、シーンを自動で認識して最適な撮影モードを選択するAUTOモードも搭載しており、カメラ初心者でも安心して扱えるモデルです。
Vlogや業務での動画撮影から、趣味のトラベルカメラとしてなど、ビギナーから上級者まで、静止画・動画を問わず快適に撮影できるオールインワンでオールラウンドなカメラといえるでしょう。
>> 富士フイルム
<文/&GP>
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