“サウンドバーガー”とは、1982年に登場したアナログレコードを再生するためのポータブルプレイヤー。通常のレコードプレイヤーと違い、ハンバーガーのようにレコードを挟み込んで使う独特な形状や、気軽に持ち運べるコンパクトなサイズなど、当時としては斬新なプロダクトでした。
それを復刻させたのが、昨年登場した、サウンドバーガーの“60周年記念モデル”。当時のデザインや使い方をそのままに、機能を現代仕様にバージョンアップして大好評だったことから、通常モデルの発売が決定。60周年記念モデルのレッドとは異なるブラック、イエロー、ホワイト(公式オンラインストア限定)の3つのカラーがラインナップに加わりました。
60周年ロゴやシリアルナンバーが刻印されている以外、60周年モデルと通常モデルの仕様は同じ。レコーダー自体から音は出ませんが、ワイヤレススピーカーやワイヤレスヘッドホンとのBluetooth接続に対応し、簡単にレコードを楽しめるのが魅力です。ライン出力にも対応しているので、付属のオーディオケーブルを使ってピンジャックのあるアンプやアクティブスピーカー(アンプを内蔵したスピーカー)ともつなげます。
電源はリチウムイオンバッテリーを搭載したUSB充電式(USB-Type C対応)となっており、フル充電時の連続再生時間は最大約12時間。据え置きのプレイヤーのように、USB充電しながらでも音楽を聴けるため、電源があるところならバッテリー残量を心配する必要はありません。
レコードプレイヤーでありながら、H70×W100×D290mmというコンパクトサイズかつ、わずか900gという軽さで、カバンやリュックにしまって気軽に持ち運べるのもポイント。レコードプレイヤーのない友人宅や実家に持って行って、眠っているレコードをみんなで聴けるのも、サウンドバーガーならではの醍醐味です。
その他の仕様としては、レコードLPとEPに対応しており、回転数は33回転と45回転の両方に対応できるベルトドライブ方式を採用。レコード針は、折れてしまっても交換可能です。
スマホやPCと違って、レコードをセットしたり、針を落としたりと、音楽を聴くのに多少手間はかかりますが、その手間さえも愛しくなりそうなレトロでポップなポータブルレコードプレイヤー。オーディオテクニカの公式オンラインサイトや家電量販店などの一部ECサイトでは、すでに先行販売中。店頭では6月23日より発売予定。前回買い逃してしまった人は要チェックです!
>> オーディオテクニカ
<文/&GP>
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