そして生まれたのが、“ORI-ERI(折り襟)”と“Terraced Pattern(テラスパターン)”という2つの技術。
競技ウェアの開発で培われたノウハウを活かすことで、襟の美しさが持続するポロシャツが生まれました。
レーザーで裁断し、“接着縫製技術”を活用してつくられた襟は、縫い目がなく、スマートな印象になるのが魅力。しかし、裁断面が焦げてしまったり、洗濯するうちに剥がれてしまうという課題があったのだそう。
これを解決したのが“ORI-ERI”の基となった、型紙を工夫して「折って襟の形をつくる」という方法。襟パーツを貼り合わせるのではなく、折りたたんで接着することで、裁断面が露出しないため、焦げや変色、剥がれやすさを解消することができたといいます。
さらに、“Terraced Pattern”は、襟の見返し部分の厚さを段差設計にするという発想から生まれた技術。
複数の生地が重なる部分には厚みが出てしまいますが、前立て部を構成する生地の端をずらして段差をつけることで、厚みの差を軽減させています。これにより、適度な重量感が襟の開き角度を調整し、美しいカーブバランスを実現しています。
デサントは、この2つの技術を活用したポロシャツを新発売。
オフィスカジュアルにも最適な「ART FLEX POLO-SHIRTS ORI-ERI」(1万9800円)「TOUGH POLO-SHIRTS ORI-ERI」(1万6500円)や、ゴルフラインからは、「g-arc collection POLO-SHIRTS ORI-ERI」(2万6400円)「RIJOUME ORI-ERI 半袖シャツ」(1万6500円)が登場しています。
たかが襟、されど襟。襟が美しく整っているだけで、見た目の印象も大きく変わるはず。ポロシャツ愛用家の方は、ぜひチェックしてみてはいかがでしょうか?
>> デサント
<文/&GP>
【関連記事】
◆小気味良いイラストをあしらったロゴスの最新Tシャツコレクションが登場!
◆ザ・ノース・フェイスの新作シャツ&ショートパンツは「ヌプシ」を感じる切り替えデザインがポイント!
◆“白T専門店”が「デニムのための白Tシャツ」を開発。デニムに負けない超肉厚生地がポイント!
- 1
- 2