スイス空軍アクロチーム「PC-7」とフォルティスのコラボ時計はプロ仕様のミリ感あふれる1本

スイス空軍選りすぐりのパイロットによって構成されるアクロバット飛行部隊・PC-7チーム。メンバーは平時においては航空主権の維持や領空警備などの任にあたる、れっきとしたフルタイムの戦闘機パイロット。彼らの魅せる見事な演技はとりもなおさず、スイス空軍の能力の高さを証明するものとなっています。

フォルティスとのコラボレーションは1998年に第1弾が発表されており、今回のモデルが第4弾となるもの。初コラボから25周年という節目を記念して登場するのは、精悍な印象のブラックケースに装着感の高いラバー×ナイロンのハイブリッドストラップをあわせた、これまでになくミリタリー感あふれるタイムピース。

ムーブメントはスイス製 自動巻 C.O.S.C.認定クロノメーター Cal.WERK13で、70時間のロングパワーリザーブを誇ります。24時間式GMT表示のほか、両方向回転ベゼルを活用すれば第3時間帯の表示も可能。

パイロットたちの「軽く、傷に強い時計を」とのリクエストに応えるべく、サイズは取り回しやすい直径43mmを採用、素材には4,500ビッカーズの高硬度チタンを採用、さらに表面をDLCコーティングで仕上げることで、美しい輝きを長く楽しめるようになっています。

ダイヤルデザインはフリーガー F-43シリーズ共通のデザインコードに準じるものですが、回転ベゼルをよく見てみると12時位置、4時位置に見慣れぬマークが記されていることに気づくはず。

これはそれぞれ、飛行機とカクテルグラスをモチーフとしたもので、「次のフライトの前に最後の一杯を飲む」という伝統を象徴しています。すなわち、ベゼルの飛行機マークを翌日のフライト時刻にセットしておけば、最後の一杯が飲める時間がひと目でわかる(!?)というわけ。聞けば、これはパイロットたちのリクエストを満たすものとしてデザインされたものだそう。現役パイロットならではの洒脱な遊び心が、持つ人の所有欲を満たします。

コラボレーションの証としてケースバックのスモークサファイアにはチームのオフィシャルロゴをオン。隊列を組んで飛ぶ9つの機体には航空ファンならずとも思わずワクワク。また取り替え用ストラップとして、アメリカのニック・マンキー・デザインズにより手作業で作られるオリジナルフックストラップも同梱。鮮やかなレッドカラーのツイル織ベルトがスイスアーミーの伝統を思わせます。

>> FORTIS「フリーガー F-43 トリプルGMT PC-7チーム・エディション」

<文/&GP>

 

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