繊維にコシがあるため通気性があり、熱を逃しやすい竹は、日本では昔から夏用の敷物や日よけのすだれなどに使われてきた素材。近年では、竹を薬剤で溶かして繊維化した“竹レーヨン”という素材も生まれましたが、繊維がしなやかゆえ、水に濡れると乾きにくいという欠点がありました。
そこでモンベルが開発したのが、割って裂いた竹の繊維質を、化学処理を行わずにそのまま利用する開繊(かいせん)方式。こうして、竹の持つハリやコシや、天然の抗菌作用を生かした素材ができあがりました。
「TAKEロハ」に採用しているのは、この竹由来の繊維とコットンを混紡した“竹繊維プラス”。チクチク感がなく肌触りがいい新素材です。
糸と糸を粗めに織ることで通気性を高め、本来の竹繊維が持つ吸放湿性も相まって、肌離れのいいサラリとした生地感に。ゆったりとしたリラックスシルエットで、軽やかで涼しい一着に仕上がっています。
また、原料となる慈竹(じちく)は、成長が早いので伐採による自然への影響が極めて少なく、農薬や肥料を使う必要もないサステナブルな素材。つまり「TAKEロハ」は、人にも環境にも優しいウェアというわけです。
そんな「TAKEロハ」の今年の新作は、「TAKEロハ Men's バンブー」と「TAKEロハ Men's アクティビティ」。バンブーはその名の通り竹の模様をあしらい、アクティビティには山や川、ハイカーなどのイラストを散りばめています。
左胸にはポケットを装備。ボタンにも竹製のものを使用し、竹が刺繍されたTAKEロハのタグも搭載するなど、細部まで竹づくしです。
このほか、「ナミ」「竹林」「岩」など自然をモチーフとした既存モデルを合わせてメンズは全8モデルをラインナップ。サイズはS、M、L、XLの展開です。
夏のヘビロテアイテムになること間違いなしの一着。シワになりにくいので、旅行に持っていくのにも最適です。
>> モンベル
<文/&GP>
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