JBLらしいタフなデザインのスピーカーは、大きさが73.2×90×35.8mmで重さは約230g。片手サイズのボディの中に、最大出力5Wのフルレンジスピーカーを1基搭載しています。
背面には大きめのクリップが付いており、カバンやズボンのベルトなどに挟んで取り付け。キャンプではハンギングチェーンやアウトドアチェアに装着することも可能です。また、クリップには穴が開いているので、カラビナなどを使って吊るして持ち運ぶこともできます。
大きな特徴は、付属の専用マウントを使って自転車やバイクのハンドルにも装着できるところ。ハンドルは直径19~34mmにまで対応し、しっかりホールドしつつ、簡単にスピーカーを脱着することができます。ハンドルに装着すれば、音楽を聴く以外にもスマホと接続して音声ナビを使うことも。これならイヤホンのように耳を塞がないので安心です!
なお、操作性も考えられていて、暗い所でもハッキリ見える自照式LED表示を搭載。バッテリー残量やラジオの周波数などの情報を表示します。曲送りや音量調整ボタンは押しやすい位置に配置されていて、手袋をしたままでも操作が可能。ボタンワンプッシュで操作ができるため、自転車に乗ったままでの操作性も抜群です(走行中の操作はヤメましょう)。
そして、このスピーカーのもうひとつの特徴が、マイクロSDカードで音楽を流したり、ラジオを受信したり、Bluetooth接続をしなくてもスピーカー単体でも使えるところ。ラジオは通常のFM放送だけでなく、90MHz以上のワイドFM(FM補完放送)にも対応し、災害時の情報源としても役立ちます。
microSDカードスロットの他にも、3.5mm径AUX入力ポートを備えていて外部スピーカーとして使うことも。microSDカードを挿しておけば、スマホのバッテリーがピンチの場面でも問題なく音楽を楽しめます。
また、マイクを内蔵しているため、スピーカーを使ってのハンズフリー通話やオンライン会議で使用することも可能。その際に役立つのがイコライザーモードで、低域から高域までをバランスよく鳴らす音楽再生向きの“バスモード”の他に、声がクリアに聞こえる“スポーツモード”を備えているので、屋外でもスムーズに会話が進みます。
その他には、IP67の防塵・防水性能を備えており、自転車に装着している時に雨が降っても大丈夫。アウトドアでもタフに使え、家ではお風呂用のスピーカーとして活用(お湯や水没には注意)。連続再生時間は最大で約5時間となっています。
サイクリングやアウトドアで使え、さらに防災グッズとしても活躍するマルチなポータブルスピーカーは7月14日より発売予定。クリップでパチンと挟むだけの簡単装着なので、自然と持ち歩く機会も多くなるはずです!
>> JBL
<文/&GP>
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