2022年に惜しくも解体された“中銀カプセルタワー”。その独創的なデザインを腕元に

建築家の黒川紀章氏が建築設計、松井源吾氏が構造設計を手掛けた、世界で初めて実用化されたカプセル型の集合住宅「中銀カプセルタワー」を憶えている方は多いはず。老朽化などのため、昨年に一部のカプセルを残して解体されましたが、高いデザイン性と機能性は日本国内だけでなく世界中の建築ファンからも愛され、記録にも残る昭和の建造物として長く語り継がれる存在となりました。

日本発のデザインウォッチブランドTACS(タックス)の「ARCHITECTURE(アーキテクチャー)」(5万8300円)は、「中銀カプセルタワー」からインスピレーションを得た機械式腕時計。円形のオープンハート、コンクリート製のダイヤル、日本製ムーブメント搭載など、随所にこだわりとクオリティの高さを感じさせる仕上がりです。

【次ページ】ダイヤルには凹凸のついたコンクリートを採用

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