2022年に惜しくも解体された“中銀カプセルタワー”。その独創的なデザインを腕元に

ダイヤルの素材には、「中銀カプセルタワー」の外壁をイメージした、凹凸仕上げのコンクリートを採用。円形のオープン部分によりムーブメントの機構をうかがえるオープンハート仕様で、大小2つの円形デザインはカプセルの象徴的な「窓」を想起させます。

ダイヤルの外周はシースルーで軽やかな印象。シルバーのステンレススチール316L製時計ケースに、イタリア製レザー(ブラウンとグレーの2色で展開)を組み合わせ、全体的に落ち着いた佇まい。ケースサイズは41×厚さ15mmで、腕元をすっきりと見せます。

ムーブメントには日本製の自動巻き機械式ムーブメントを搭載。緻密な機構が時を刻む姿は、ダイヤルのオープンハートだけでなく、シースルーのケースバックからも眺められます。

風防には、強度の高いドーム型K1ガラスを使用。インデックスと時分秒針にスーパールミノバが塗布されており、夜間暗所での時刻確認をスムーズに行えます。

オンオフ問わず装着できるほか、5万円台で入手できるのも魅力の「ARCHITECTURE」。機械式腕時計のエントリーモデルとしても、ちょうどいい一本となりそうです。

>> TACS

<文/&GP>

 

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