まずは中国のイヤホンブランド「Maipou(マイポウ)」から発売のLightning直結イヤホン「son1600」。
開発段階で流れていた「これからのiPhoneではアナログイヤホン端子がなくなる」という噂にいち早く反応して開発された商品だ。
「son1600」では、リモコン部にDAC(デジタル・アナログ・コンバーター)を内蔵し、フラットタイプのケーブルには音の転送ロスを減らす6N OFC(無酸素銅)を採用。そして、9mm径ダイナミック型ドライバーをアルミ合金製のハウジングに収めるなど、高い音質にも注力したイヤホンとなっている。
DACの電源はLightningだからiPhoneから供給。音量調整や再生/停止・曲送り/曲戻しボタンを装備したリモコンを搭載している。
Apple社からMFIライセンス認定を取得済みという点も安心。イヤホン専門店「e☆イヤホン」店頭で1万800円とコストパフォーマンスも抜群(Webでは1万2000円)で、噂が現実となった今、注目の商品と言える。カラーは、ブラックとローズゴールドの2色。
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■ノイズキャンセル機能も装備!
次に紹介する、アメリカを代表するオーディオブランドJBLの新製品「REFLECT AWARE」は、うれしいことにノイズキャンセル仕様になっている。
ノイズキャンセル機能は、基本的にバッテリーなど電源が必要になるのだが、これはLightning経由で端末から電源が供給できるため、その必要がない。さらに周囲の音の拾い方を3段階で変えられる“アンビエントアウェア”機能があるので、ノイズを抑えつつ駅や電車内などアナウンスを聞こえるように調整することも可能だ。
4ボタンのリモコンが付いており、音量調整や再生/停止などだけでなく、ノイズキャンセリングのON/OFF、アンビエントアウェアの調整などもできるようになっている。
音質は大口径の14.6mmダイナミックドライバを採用しつつもバランス重視。そして気になるのは、ノイズキャンセルの影響。このモデルは、音質への影響が少ないフィードフォワード方式と、高精度なノイズキャンセルが可能なフィードバック方式のどちらも使ったハイブリッド式になっている。
ノイズがないからこそよりクリアになる音質面も心配なさそうだ。さらに専用アプリを使えば、好みに合わせた調整もできる。
価格は2万6870円。音質も機能面も優れており、文句ナシの一品だ。
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■ジャストタイミングで発売のLightningイヤホン!
パソコン周辺機器の通販サイト「サンワダイレクト」は、DACとポータブルアンプを搭載したカナル型イヤホン「400-HPL001SV」を発売する。こちらはApple認証のMFiライセンスを取得した、Lightningコネクタに直接接続するイヤホンとなっている。
デジタル-アナログ変換する高精度DAC回路を搭載しており、高音質で音楽を楽しめる。
ハウジングは剛性のあるアルミ製を採用し、キレのある音を再現。イヤホン形状は遮音性の高いカナル型イヤホンを採用しているため深く耳に入り込み、外れにくく使用できる。
手元で制御できるコントローラー付きで、音楽再生時の曲送りや再生/停止に対応するケーブルはTPE製フラットケーブルで絡まりを防ぐ薄型仕様。Apple社のライセンスプログラムMFi認証取得品なので、非認証の商品とは異なり、iOSアップデート後でも安心して使用できる。
ケーブル長は、約1.2mで重量は約20g。販売価格は6480円。リーズナブルな価格設定もうれしい。カラーはシルバー一色。
サンワダイレクト「400-HPL001SV」>> http://direct.sanwa.co.jp/ItemPage/400-HPL001SV
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(文/高崎計三)
ベースボール・マガジン社、まんだらけを経て現在は(有)ソリタリオ代表。プロレス・格闘技を中心とした編集業をスタートに、編集&ライターとしてさまざまな分野で活動(というよりクビを突っ込む)。Mac歴23年。興味の範囲はプロレス&格闘技(見る方)、音楽(聴く方)、特撮(見る方)、漫画(読む方)など
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