■薄型ハイエンド「Galaxy Tab S9」シリーズは防水対応に
ハイエンドタブレット「Galaxy Tab S9」シリーズも発売されます。前世代の「Galaxy Tab S8シリーズ」はTab S8+とTab S8 Ultraの2台が日本市場に投入されましたが、今回は11インチ画面のTab S9、12.4インチのTab S9+、14.6インチのTab S9 Ultraのフルラインナップが発売されます。
Galaxy Tab S9シリーズは明るい有機ELディスプレイを搭載し、薄型・軽量ながらパワフルに使えることが利点。プロセッサーにはSnapdragon 8 Gen 2 for Galaxyを採用。内部の熱を拡散させるベイパーチャンバーも内蔵しているので、長時間のゲームプレイも安心。クアッドスピーカーを搭載し、コンテンツに合わせて迫力あるサウンドを再生するDolby Atmosにも対応しています。
文字を書いたり、絵を描いたりできるSペンを同梱していることも利点。
タブレット本体の背面に装着して充電できますが、どちら向きに装着しても充電できるようになったことも、ささやかながら役立つ進化点。「GoodNotes」「Clip Studio Paint」などクリエーターに人気のアプリにも対応し、仕事や作品づくりにも活用可能。クリエーター向けに性能を強化した専用のSペンも発売予定とのこと。
Galaxy Tab S9シリーズにはもう一つ、大きなアドバンテージがあります。IP68の防水・防塵に対応、同様に同梱のSペンも対応しています。屋外で使っていて雨に降られても心配は要らず、キッチンやバスルームなどの水回りでも安心して使えます。
価格は、Tab S9(8GB+128GB)が12万4799円、Tab S9+(12GB+256GB)が16万2600円、Tab S9 Ultra(12GB+512GB)は20万9800円。9月1日に発売されます。
大きな進化を遂げたGalaxy Z Flip5を始め、充実したラインナップを揃えたGalaxyの最新モデル。サムスンの本気が感じられましたが、お値段はそれなりです。
<取材・文/村元正剛(ゴーズ)>
村元正剛|iモードが始まった1999年からモバイル業界を取材し、さまざまな雑誌やWebメディアに記事を寄稿。2005年に編集プロダクション「ゴーズ」を設立。スマホ関連の書籍・ムックの編集にも携わっている。
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