ベースとなっているのは、2020年に登場して、今なお多くのゲーマーから支持を得ているゲーミングイヤホン「VR3000 for Gaming」。音の出ている方向や距離など、3D空間内での定位感にすぐれ、没入感のある空間表現を得意としています。特に一人称視点で敵と戦うFPS(ファーストパーソン・シューティング)や、広大なフィールドを自由に駆け巡るオープンワールドゲームで重宝されています。
一方、新モデルの「VR2000 for Gaming」は、音への反応に特化。3D空間内で鳴るさまざまな音を分離して、ひとつひとつを聞きやすくします。たとえば、格闘ゲームで対戦相手が必殺技を繰り出す際の初動の効果音や、FPSゲームで遠くの敵が動き出す際の足音も聞き取りやすいので、プレイ中に素早い反応が可能です。
音それぞれの輪郭を際立たせるので、音の聞き分けが重要となる音ゲーやリズムゲーにもうってつけ。
繊細な音の表現を可能にしているのが、完全新設計のドライバーユニット「f-Core DU(エフコアDU)」。設計、部品、生産技術まで、すべてを見直して作られた6mmダイナミックドライバーは、磁力の影響を受けにくい真鍮をハウジング素材に採用。
さらに、振動板の時間応答性能を高めるために、ボイスコイルには30μの超極細CCAW(銅被ふく処理を施したアルミ線)を使い、ていねいなプレスによって歪みのない均一な振動板を成形しています。
カスタマイズされたかのような、心地よい装着感も魅力。筐体を耳ポケット、耳珠、耳道の3点で保持することでより安定感を保持し、接地面を減らして耳への圧迫感を軽減。長時間着けても疲れにくくなっています。
付属のイヤーフックを取り付ければ、フィット感が高まると共に、ケーブルが体に擦れる際のケーブルタッチノイズが減少。柔軟性と遮音性を高めたイヤーピースは、全5サイズが用意されており、耳にしっくりくる大きさを選べます。
イヤーピースの軸の色は赤とグレーに分かれており、薄暗い部屋でもイヤーピースを少しめくれば左右を判別しやすい、という工夫も施されています。
長さ1.2mのケーブルには、音量調整やミュートができるコントローラーを搭載。高感度MEMSマイクも搭載していて、ボイスチャットをしながらゲームをすることも可能です。
デザインは「VR3000」とほぼ同じですが、カラーにはダークオリーブを採用。筐体だけでなく、ケーブルやイヤーフック、イヤーピースに至るまで、すべてがダークオリーブで統一されていて、こだわりを感じます。
ゲームで有利になるための、素早い音への反応にこだわったゲーミングイヤホン。兄弟機の「VR3000」とは音のチューニングが違うので、ゲームに合わせて使い分けるのもアリです。現在、final公式ストアにて予約を受け付け中。9月8日より発売されます。
>> final
<文/&GP>
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