最大のトピックは連続撮影時間が伸びたことで、電源管理システムを改善したことにより、最高画質の5.3K60fpsで前作「HERO11 Black」の2倍となる70分の連続撮影が可能に。また、5.3K30fpsなら1.5時間以上、1080p30fpsなら2.5時間以上の連続撮影ができるようになりました。今までバッテリーの持ちが物足りないと感じていた人にとって、これはかなり魅力的なはず。
画質面で大きくアップデートされたのは、解像度やフレームレートはそのままに、HDR(ハイダイナミックレンジ)撮影や、GP-Log撮影に対応したところ。HDRでは、明るい部分や暗い部分の色味もしっかりと捉えて表現。GP-Logでは、編集時に明るさや色調の調整がしやすくなっているので、よりダイナミックで綺麗な映像を制作することも。
手ブレ補正機能も進化し、HyperSmooth 6.0では、ランニング中やマウンテンバイクに乗りながら撮影しても、一切手ブレを感じないスムーズな映像を撮ることが可能。水平ロック機能では、カメラを360度回転させても映像は水平をキープします。
音声の録音にも新たな機能が加わり、Bluetoothオーディオデバイスとの接続に対応したことで、AirPodsやワイヤレスイヤホン、ワイヤレスマイクを使ってGoProに直接音声を取り込めるようになりました。たとえば、GoProを脚立で固定してバスケットボールの試合を撮影しながら、少し離れた場所でワイヤレスイヤホンを使って解説を入れることもできます。また、音声コマンドを使って離れた位置からGoPro遠隔操作をすることも可能です。
アクセサリー類も機能性が向上。9月13日に発売となる「Maxレンズモジュラー2.0」(1万6000円)は、4K60fpsではGoPro史上最大となる超広角の視野角177度を実現し、登山では広い景色が見渡せるパノラマ映像を、バイクの走行中なら視野の広いスピード感あふれる映像を撮影することが可能に。
また、「HERO12 Black」はマウントフィンガーの他に1/4-20ネジ穴を搭載したことで、ネジ穴で固定できる新たな延長ポールや、その延長ポールに着脱できる防水リモートシャッターも登場予定です。
登山やサイクリングなど、これから訪れるスポーツの秋にも活躍すること間違いナシのGoProの最新モデル「HERO12 Black」。公式サイトでは、GoPro本体以外にも、バッテリー×2個、手持ち用のハンドル、ヘッドストラップ、携帯用ケースが付属した「HERO12 Black + アクセサリーセット」(7万800円)や、「HERO12 Black + Maxレンズモジュラー2.0」(7万5600円)などのセットも予約を受付中です。
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<文/&GP>
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