“Brewed Protein”とは、合成クモ糸繊維“QMONOS”で知られるSpiber社独自の、サトウキビやトウモロコシといった再生可能なバイオマスをもとに微生物を利用した発酵(ブリューイング)技術によって生み出した新たなタンパク質繊維。 この新しいサステナブル素材を用いた新コレクションのラインナップは、ブランドの定番アイテムをベースとした5アイテムです。
ブランドを代表するプロダクトである1988年生まれのMOUNTAIN JACKETをもとに作られた「O MOUNTAIN JACKET(オービットマウンテンジャケット)」(14万8500円)は、表地の60%に“Brewed Protein繊維”を使用。さまざまなレイヤリングに対応するデザインは健在です。カラーはナチュラルとブラックの2色展開。
「O BALTRO LIGHT JACKET (オービットバルトロライトジャケット)」(14万8500円)は表地に“Brewed Protein繊維”とウール、植物由来のバイオナイロンをミックスした生地を使用。極地からタウンまで着まわせる汎用性の高さが魅力です。中わたには、リサイクルダウンを封入。カラーはナチュラル、ブラック、オリーブの3色展開です。
ヘリテージモデルのヌプシジャケットをベースに開発した「O NUPTSE JACKET(オービットヌプシジャケット)」(11万円)も、表地に“Brewed Protein繊維”とウール、植物由来のバイオナイロンをミックスした生地を使用し、リサイクルダウンを採用。カラーはナチュラルとブラックの2色を展開します。
オリジナルのブロッキングデザインが印象的な定番フリースジャケットをベースとした「O DENALI JACKET(オービットデナリジャケット)」(11万円)は、表地と補強の布帛部分にも“Brewed Protein繊維”を使用。カラーはナチュラルとブラックの2色展開です。
ブランドの代表的なフットウエアも「O NUPTSE DOWN BOOTIE(オービットヌプシダウンブーティ)」(3万8500円)にアップデート。アッパーに“Brewed Protein繊維”を使用し、700フィルのリサイクルダウンを封入し、2006年のデビュー当時のような丸みのあるデザインやロフト感を再現しています。
マウンテンジャケットは米国でも展開し、その他4アイテムは日本限定での発売。次世代のサステナブル素材に興味がある人はチェックしてみてはいかがでしょう。
>> ザ・ノース・フェイス「REGENERATIVE CIRCLE」
<文/&GP>
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