9月27日、Xiaomi(シャオミ)が「事業戦略・新製品発表会」を開催。日本で発売する7製品を発表しました。スマホ、タブレット、ウエアラブルに加えて、チューナーレステレビとロボット掃除機の日本市場への投入も発表。「スマートなくらしを、すべての人へ」と掲げ、スマートデバイスのラインナップを拡張していく意欲を示しました。
■最新フラッグシップ「Xiaomi 13T」シリーズは12月発売
スマホは、グローバルで発表されたばかりのフラッグシップ「Xiaomi 13T」シリーズの日本発売を発表。ベーシックモデルの「Xiaomi 13T」と上位モデルの「Xiaomi 13T Pro」が12月上旬以降に発売されます。
両モデルのデザインは共通しており、約6.7インチの有機ELディスプレイを搭載。解像度は2712×1220で、リフレッシュレートは最大144Hz。カメラのスペックも広角(約5000万画素)+望遠(約5000万画素)+超広角(約1200万画素)で共通しています。
カラバリはアルパインブルー、ブラック、メドウグリーンの3色。アルパインブルーは、オーガニックシリコンや再生素材などを用いたヴィーガンレザーで、マットで優しい手触りに仕上がっています。ブラックとメドウグリーンは光沢の強いグロス仕上げで、艶やかでリッチな印象です。
13T Proの「Pro」としての差分はプロセッサー、メモリ、バッテリーの急速充電などにあります。13T Proは、現行機種向けでは最高峰といえる「Dimensity 9200+」というプロセッサーを採用し、メモリは12GB。5000mAhの大容量バッテリーを内蔵し、120Wの急速充電にも対応。付属の充電器を使えば、電池残量1%の状態から、わずか19分でフル充電ができるのこと。なお、ハードウエアとしてのカメラの性能は同じですが、13T Proは8Kビデオを撮影できるなど、高性能プロセッサーを採用しているがゆえの優位性もあるようです。
ベーシックモデルの13Tは、高性能ながらコスパに優れた「Dimensity 8200-Ultra」というプロセッサーを採用し、メモリは8GB。バッテリー容量は13T Proと同じ5000mAhですが、急速充電は67Wで、充電器は別売。67W対応の充電器では、1%の状態から約15分で約50%まで充電できます。多くのユーザーは13Tのスペックで十分に満足できるでしょう。
どちらも防水・防塵(IP68)に対応し、おサイフケータイにも対応しています。
Xiaomi 13T Proはソフトバンクが取り扱い、オープンマーケットモデルも発売されます。Xiaomi 13TはauとUQ mobileが取り扱います。価格はまだ発表されていません。
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