海外では2021年より「Galaxy SmartTag」「Galaxy SmartTag+」としてスマートタグを商品化していたサムスンですが、日本市場への登場は今回発売される2代目モデル「Galaxy SmartTag2」が初となるもの。
本体サイズは28.8×52.44mmで厚さ8.0mm、1辺4cmほどの正方形だった初代モデルと比べるとかなりスリムになっています。本体そのものに大きめの穴が開けられていて、ストラップやカラビナなどを取り付けることも可能。またIP67相当の防水防塵性能を備えているのも、自転車やバイクに直接装着したい人にとってはメリットのひとつと言えそうです。
基本的な使い方は一般的なスマートタグと同様で、SamsungアカウントにログインしたGalaxyスマホで“SmartThings”アプリを開いて「SmartTag2」を登録、あとはなくしたくない大事なモノに「SmartTag2」を取り付けるだけ。
うっかりなくしてしまった時も“SmartThings Find”を使ってマップ情報で現在地を確認できるから、捜索の大きな手掛かりに。また「SmartTag2」から音を鳴らすこともできるので、「リビングのどこかにあるはずなんだけど」「バッグのどこかに入れたはず」なんて時にも大いに役立ちます。
特に今回のモデルでは、現在地と距離を“SmartThings”を通じて確認できる“コンパスビュー機能”をより強化。アプリ上に方向と距離を表示する矢印が表示されるので、なくしたものの在処をより直感的に、簡単に確認できるようになっています。
さらに、初代モデルでは搭載していなかったNFC技術(近距離無線通信)を新たに採用。これはNFC対応のスマホと連動する機能で、あらかじめ「SmartTag2」に連絡先やメッセージを入力しておくことで、万が一の紛失の際にも第三者の力を借りることでなくしたモノを見つけやすくできるというもの。
モノを探すときは“紛失モード”を有効にしておけば、発見した人がスマホでタグをスキャンすることで、連絡先などの情報に簡単にアクセスすることが可能。もちろん普段は“紛失モード”をオフにしておけば、個人情報を漏らす不安もありません。
またユニークなのが、初代モデルで好評だった“拡張現実(AR)捜索”機能の存在です。これはGalaxyスマホのカメラを使ってタグの在処を視覚的に誘導してくれるという機能。例えばジャケットのポケット、ソファのクッションの下、積み重ねた資料の間などなど「どうやらこの辺りにありそうなんだけど、その先がどうにもわからない…」なんて時にはかなり便利そう。
このほかバッテリー効率の向上と省電力モードの搭載により、電池の持ちが良くなったのもうれしいニュース。通常使用で500日、省電力モードなら最大700日の連続使用が可能。面倒なバッテリー交換の手間なく2年近く使えるのは、やっぱり助かりますよね。
>> サムスン
<文/&GP>
【関連記事】
◆Apple製品とも相性◎。Eufyの紛失防止トラッカーは財布に入れてもモコッとしない薄型!
◆紛失防止デバイス付きで安心!機能的で上品なPCケース&ガジェットポーチ
◆紛失防止タグ付きで"どこいった?”を防げる収納力抜群のミニ財布
- 1
- 2