アラバマ州モンゴメリーにて1993年に設立されたテントメーカー Catoma。数ある製品の中でも特に評判を集めているのが、コンパクトに畳めるひとり向けのINBS(Improved Net Bed System)ポップアップテント。使いやすさと堅牢な品質が高く評価されて、2003年からはアメリカ陸軍および海兵隊にて導入をスタート、すでに30万超の販売実績をあげているという実力派です。
今回販売される「Burrow」は米軍納入モデルとは生産国の異なる一般向けモデルですが、基本的なスペックは米軍納入モデルと同等のもの。収納した状態でのサイズはφ35cm×8cm厚、重さもペグやリペアキットを合わせてもわずか1kg弱。袋から出して広げれば勝手に自立、あとはペグダウンするだけで今夜の寝床が即完成! この簡単さはちょっと感動的です。
設営した状態でのサイズは全長228cm、幅はトップ側が84cmで足元側が63cm、ソロ用テントとしてはちょうどいいサイズ感。幕体には防虫加工を施したマイクロメッシュをメインに使用し、ボトム部分には70デニールのリップストップナイロンを採用、また骨組み部分には強度に優れた引き抜き成形のグラスファイバーロッドを使用するなど、ハイグレードな素材を贅沢に使ったミリタリー仕様のテントです。
全面メッシュ素材のため、これからの季節はこれひとつで就寝というわけにはいきませんが、手持ちのシェルターやタープを組み合わせたり、米軍タイプのコットの上にセットしたり、シーンに応じたさまざまなアレンジも楽しめます。
また「Burrow」本体にレインフライとして使える軽量シェルターを組み合わせたフルセット「Wolverin EBNS」(8万9100円)も同時発売。フライ付きでわずか2.2kgという軽さは、機動性を優先したいツーリングキャンプなどには特にぴったりです。
>> CATOMA
<文/&GP>
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