シチズンが世界に誇る技術、光発電“エコ・ドライブ”。わずかな光を捉えて動力とするためには、ダイヤルでいかに光を透過させるかは非常に重要。そこでザ・シチズンが注目したのが、古来より日本の住環境で光を取り込んできた和紙素材です。2017年から、日本各地の和紙の中でも特に薄さと丈夫さに優れた高知の伝統的な素材・土佐和紙をダイヤルに採用。情緒あふれる繊細な質感が多くの愛好家の心をとらえています。
この秋登場の限定モデル「AQ4100-65W」もこのシリーズに連なるもの。38.3mmの小ぶりなケースはシチズンが独自に開発した“スーパーチタニウム”を採用。この素材は一般的なステンレスと比べて40%もの軽さと5倍の表面硬度を備えます。表面に表面硬化処理“デュラテクトプラチナ”を施してあり、透き通るような美しい色調と輝きを実現しています。
ムーブメントとして、年差±5秒の精度を誇る光発電“エコ・ドライブ”ムーブメント・Cal.A060搭載。また閏年などの日付修正不要で2100年2月28日まで使い続けられるパーぺチュアルカレンダーを搭載するなど、頻回なメンテナンスに煩わされることなく快適に使用できる実用性の高さも魅力です。
そしてやはり特筆すべきは、特別仕様の和紙ダイヤル。光を透過する薄い土佐和紙の上に散らされたプラチナ粉は、“砂子蒔き(すなごまき)”と呼ばれる伝統的な工芸技法を用いて施されたもの。ソフトな質感の和紙の上に、プラチナのシャープな輝きが品よくあしらわれたさまは、本格的な冬の始まりを告げる初雪や初霜を思わせます。
日本ならではの情感を感じさせる特別モデルは、世界でわずか500本のみの数量限定。手もとを優美に演出する贅沢な1本です。
>> ザ・シチズン
<文/&GP>
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