オレゴニアンキャンパー初のテント「Ortus-S」はおっきくて開放感バツグン

オレゴニアンキャンパー初のテントとして登場した「Ortus-S」は、いうなればドーム型とトンネル型テントのいいとこどりをした新感覚のシェルターテント。韓国では昨年秋に数量限定で発売するや瞬く間に完売となった話題の商品。今回の新作は、日本市場向けに一部仕様を変更したものです。

長く伸ばしたメインポール3本を平行方向にスリーブに差し込み、アーチ型のたわみを作るところまでは一般的なトンネルテントと同じですが、「Ortus-S」ではさらに構造を安定させるために、メインポールの間に4本の短いポールを垂直の角度でジョイントさせていきます。


短いポールには、1本あたり最大8.5cmの範囲で伸縮する“VAS(Volume Adjustment System)”なる機能が備わっており、天候など使用状況に応じて調整可能。雨や霧に濡れてナイロン生地が伸びている時も、逆に空気の乾燥により収縮した場合も、環境に合わせて最適な張り具合に調整できるというわけです。

横幅が長く、奥行きが狭い横長シルエットもかなり個性的。一見不安定な形状にも見えますが、前後4カ所を幅広ガイロープで固定することで、強風にも負けないしっかりとした安定感を確保しています。

テント前後に大胆に設けられた大きな開口部も特徴。半円形の開口部は幅3.7mで、高さは170cm。暑い夏場には前後両方の開口部を全開にすれば涼しく快適に過ごせるし、冷え込み厳しい秋冬キャンプなら、付属のTPUウィンドウを取り付ければ、室内で暖をとりながら外の風景をゆったり眺められます。


天井高が高く、デッドスペースが少ないから、室内を広々使えるのも大きなメリット。コットやテーブルなど、大きめのファニチャーを入れてもゆったり過ごせる余裕の室内空間は、ソロキャンプでもやっぱり魅力的です。

幕体には耐水圧3000mmを備えた70Dリップストップナイロンを使用。ポールは6061アルミニウム合金製で、メインポールはφ19mm。短いテンションポールはφ16mm。本体重量は約11.3kgです。

>> Oregonian Camper

<文/&GP>

 

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