2年前コロナ禍でライフスタイルが大きく変化するなか、「気づいた時にサクッと手軽に掃除したい」とのニーズに合致して大ヒットしたのが、前述の「MC-NS10K」。軽く押すだけでスイッと進む自走式ヘッド、使用ごとのゴミ捨ての煩わしさから解放してくれるクリーンドック、そして何よりも気になった時にすぐに手にとって使えるカジュアルな使用感は、これまでのクリーナーにはなかったものです。
この秋新たに発表されたのは、初代モデルの使いやすさはそのままに、更なる機能アップを図った3モデル。
まずユーザーからの要望としても聞かれた長時間運転を実現するのが、「MC-NX700K」(7万9200円)。初代モデルではフル充電からの駆動時間はオートモードで10〜15分、強モードでは6分ほどでしたが、このモデルでは大容量バッテリーの搭載とともに駆動設計を見直すことで、オートモードで16~28分、強モードでも約10分の駆動を実現。さらに30分以上使えるロングモードを新たに搭載しています。
家じゅうきっちりキレイにしたい時も、わざわざキャニスター型クリーナーを取り出すことなく、これひとつで済ませられるのはかなり嬉しい!
スタンダードモデルとして位置付けられる「MC-NS100K」(6万5340円)では、特にフローリング床の掃除に役立つ機能として、マイナスイオンの力でハウスダストや菌を引きはがして吸引する“フローリングの菌までふき掃除”機能を搭載。
忙しい日々の中でも手軽に清潔感をキープできるのは助かります。
またちょっとユニークなのが、ヘッド左右に可動式ノズルを搭載した「MC-NS70F」(5万4450円)。そのまま使えば一般的なクリーナーと同じく幅広ヘッドで効率的にお掃除できますが、細い隙間にヘッドを突っ込めば左右のノズルが引っ込み、そのまま差し込みが可能。
家具の隙間や脚の周りなど、細かい場所を掃除したい時もいちいちノズルを付け替えなくて済むから、毎日のお掃除が億劫になりません。
さらに充電台とダストボックスを兼ねたクリーンドックも進化。このシリーズではクリーナーに集めたゴミは、クリーナーをドックに戻すと同時にドック内蔵の紙パックへと自動吸引される仕組みになっているのですが、その吸引時の動作音がそこそこ大きく、悩みのタネになっているという声も多々。
そこで新発売の3モデルでは一時的に自動ゴミ収集を止められるモードを新たに搭載。夜間や早朝でも、周囲に気兼ねなく使えるのはかなり助かります!
なお、初代モデルで好評だったクリーンセンサーは、いずれのモデルにも引き続き搭載。目で見てキレイになった! という達成感を感じられるから、楽しみながらお掃除できそう。ドックに集めたゴミはナノイーで除菌脱臭してくれるから(「MC-NS100K」と「MC-NS70F」のみ)、いつでも清潔を保てるのも安心。発売時期は「MC-NX700K」のみ2024年3月下旬を予定しており、「MC-NS100K」と「MC-NS70F」は11月下旬となっています。
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<文/&GP>
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