「蛇腹便箋レターセット」は、デザイン性の高い文具を数々発売してきたクラフトデザインテクノロジーが企画。
製造元に迎えたのは、1806年の創業時よりずっと東京・日本橋で商いを続ける榛原。明治時代、いち早く和紙を輸出し、洋紙を輸入したという老舗です。
便箋90枚、封筒10枚がカバーに収納されているこのレターセットのモチーフは、日本の伝統的な“巻紙”。その特徴を取り入れ、蛇腹タイプの便箋の各折り目にミシン目を入れ、好きな長さのところで切って使えるようになっています。さっと一筆書きたいとき、じっくりと長い文書を書きたいとき、どちらにも使えて便利です。
便箋の用紙は、“洋紙”という万年筆やボールペンでの筆記に適したもの。罫線には目に優しい新芽の色:白緑(びゃくろく)を用いています。
収納・持ち歩きに便利な厚紙のカバーは、日本の伝統色である<灰白(5mm方眼変形)><『栗色(10mm横罫)><鈍色(3mm方眼)>の3色。紙を漉く段階から色を混ぜ込む手法で、どれも通常の印刷による色づけでは表現できない絶妙な風合いに仕上げられています。
カバーの端からちらりとのぞく便箋のカラーとのコントラストも美しい、上品な佇まい。海外の人への手土産や贈り物にしても喜ばれそうなアイテムです。1080円。
クラフトデザインテクノロジー >> http://www.craftdesigntechnology.co.jp
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(文/&GP編集部)
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