「CONCERTA2(コンチェルタ2)F35」は、アメリカのハイエンドスピーカーブランド・REVELのエントリーモデル。1996年のブランド設立以来受け継がれてきた、音響工学と音質の融合を求めた設計理論に基いて開発されています。
▼MCC(マイクロ・セラミック・コンポジット)振動板ウーファー
特許を取得している130mmのMCC(マイクロ・セラミック・コンポジット)振動板を採用。樹脂、アラミド、紙のいずれのコーンとも違う音色を生み出せるようアルミコーンの両面をセラミック処理しています。これにより、適度な内部損失と高いヤング率を実現しています。
▼徹底した解析とシミュレーションによるウーファー設計
レーザースキャニングによる振動板のモード解析により、MCC振動板の効果を最大限に発揮する形状を設計しています。
▼ウェーブガイドとイコライザーを備えたアルミ振動板ツイーター
ツイーターダイアフラムには25mm径アルミ合金を採用。歪の低減を実現しています。REVELの精巧なウェーブガイドとイコライザーが音の拡散性を向上させ、指向特性と軸上周波数特性を改善しています。
▼ウーファー+ウーファー・ミッドレンジ
130mmのウーファーを3基搭載している「F35」ですが、一番上のひとつをミッドウーファーとして使用するという新しい発想を取り入れています。音色の整合性を図り、中低域の音のつながりがスムーズになっています。
側面にラウンドをつけたキャビネットは、面剛性を高め、 定在波を減らすばかりでなく、 デザイン性にも貢献しています。
外観にはハイグロス加工を施し、カラーもブラックとホワイトの2色展開。どちらもインテリアとしてしっくり馴染みます。
「CONCERTA2(コンチェルタ2)」シリーズは、紹介した「F35」の他に、2ウェイ・ブックシェルフ型の「M16」と2ウェイセンタースピーカー「C25」の2種類をラインナップ。9月下旬発売予定です。
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(文/&GP編集部)
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