タフすぎる! “消防士”が使うジンの腕時計

2011年に登場した「EZM7」は、消防士やレスキュー隊の過酷なシーンを想定して作られたモデルだ。キズ、温度変化、水や埃、磁気への耐性が高いのが特徴。3色に塗りわけられたベゼルが目を引くが、これはドイツの消防業務基準で定められた火災現場における活動時間を表すもの。また、海外派遣時の作業も考慮し、第二時間帯表示も備えている。

特徴は他にもある。独自の特殊結合方式で固定された回転ベゼルは、防護服の厚いグローブ着用時も操作しやすい。サンドマット仕上げのステンレススチール製ケースは、耐傷性を高める“テギメント加工”と“ブラックPVD加工”を組み合わせることで、コーティングのはがれや着色層の摩耗も大幅に低減している。

現代社会に多い、スマホ(1万A/m前後の磁力)をはじめとする高磁力アイテムへの対策も、8万A/mという高い耐磁性で万全だ。本モデルに使用されているジンの特殊オイル「66-228」は、-45度~+80度の過酷な状況下での精度を保証する。

さらにプロテクトガスとドライカプセルによる精度の安定と風防の曇りを防止するジン定番の「Arドライテクノロジー」など、消防士用と言うにふさわしいヘビーデューティー仕様となっている。

その他のスペックは以下の通り。

ムーブメント:ETA2893-2、自動巻、21石、28800振動、秒針ストップ機能
駆動時間:36時間
ケースサイズ:直径43mmX厚さ12mm
防水性能:20気圧防水
価格:ブレスレットモデル51万8400円、シリコンベルトモデル49万1400円

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