薄くて軽くてお手頃価格。「motorola razr 40」は折りたたみスマホの新定番になるか?

■隙間なくコンパクトに折りたためる

motorola razr 40は、今年8月に発売されたmotorola razr 40 ultraの下位モデル。razr 40 ultraは約3.6インチのアウトディスプレイを搭載し、折りたたんだ状態でも多彩な用途に使えることが特徴。一方、新たにリリースされた標準モデルのrazr 40は約1.5インチの小さなアウトディスプレイを搭載。小さいながらも、現在時刻、通知、天気、スケジュールなどを確認でき、「お気に入り」に登録した人に電話をかけたり、音楽プレーヤーやボイスレコーダーを操作したりすることも可能。小さいので表示される情報に制約はありますが、近くにいる人から見えにくいことは利点とも言えます。ガラケーを使っていた世代は、その使い勝手に懐かしさを感じるかもしれません。

▲アウトディスプレイを下にスワイプするとクイック設定パネルが表示。上にスワイプすると通知を確認できる

▲左右にスワイプすると「パネル」という、さまざまな機能を呼び出せる

▲パネルは「設定」でカスタマイズ可能

razr 40はオープン時の厚さは約7.35mm(最薄部)で、折りたたみ時は約15.8mm。ディスプレイがヒンジの内部でしずく型に折り曲がる構造で、ほぼ隙間なく折りたたむことができ、開いたときに折り目が気にならないことも特徴。

▲開いた状態での厚さはわずか7.35mm。ディスプレイの折り目はほとんど気にならない

▲隙間なく折りたためることが特徴。右側面に指紋センサーを兼ねた電源ボタンと音量ボタンを搭載。重さは約188.6g

▲左側面にはSIMスロットを搭載。eSIMを追加でき、DSDV(デュアルSIMデュアルVoLTE)で使える

折りたたみ時は表面・背面ともヴィーガンレザー仕上げで、手に馴染みやすく、指紋がつきにくいことが特徴。サイドフレームはアルミで、ヒンジにはステンレスとアルミの合金が使われています。

▲カバーパネルはヴィーガンレザー仕上げ

▲ヒンジ部にはステンレスとアルミの合金を使用

▲底部にUSB Type-Cポート。内部スピーカーは2つ搭載し、ステレオサウンドを再生できる

開いて使うメインディスプレイは6.9インチの有機EL。一般的なスマホよりも広い画面でウェブや動画を見やすいことが利点。リフレッシュレートは最大144Hzなのでゲームを楽しむにも適しています。

▲6.9インチのメインディスプレイの解像度は2640×1080で、視認性は良好

▲リフレッシュレートは最大144Hz。画質は細かく調整可能

 

【次ページ】上位モデルにはない機能も

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