このテント、企画販売を手がけているのは2008年よりヨーロピアンヴィンテージテントの専門店としてイギリス、フランスの輸入テントを扱ってきたパジャマムーン。アウトドアやマーケティングに関する知見を活かして2018年からはオリジナルテントも手掛け、現在は日本、台湾を中心に事業を展開しています。
「DANTE」は、愛車の側面に取り付けることでゆったりくつろげるリビングスペースを作れるブランドオリジナルのカーサイドテント。
なんといっても注目したいのは、このキュートなスタイリング! 70年代にヨーロッパで流行したカーサイドテントからインスピレーションを得たというロッジ型で、設営サイズは幅320×奥行200×高さ210~240cm、大きめのテーブルやベンチを引き入れても十分余裕のある広さ。天井高が高く、さらに大きな窓を側面3面に備えているから、解放感は抜群です。
幕体には結露に強いコットン60%、ポリプロピレン40%のTC素材を使用。窓部分には透明なPVC素材が使われていますが、この部分は暑い季節は全面メッシュにすることも可能。加えてテントの裾部分には冷気の侵入を防ぐスカート付き。オプションとして用意されているチムニーホール(3万8000円)を装着すれば薪ストーブも使えるなど、オールシーズン快適に過ごせる工夫がいっぱい。特に寒い季節に、暖かい室内から外の風景をのんびり眺めながらくつろげるのは大きな魅力です。
またカーサイドテントというと、停めた車両をテントの構造体の一部として用いることが多いのですが、この「DANTE」ではテントのみで自立できます。テントを設営したままクルマでお出かけすることもできるから、テントを拠点にレジャーや観光を思う存分楽しみたい人にとってはうってつけ! 車体側の側面には窓がついていないので、そのまま降ろして固定すればプライバシーを確保できるし、逆にこの部分を大きく跳ね上げてキャノピーとして使ってもOKです。
サイト内の装飾やコーディネイトにこだわるおしゃれ派キャンパーなら、豊富なカラーバリエーションにも注目したいところ。幕体はオレンジ、ゴールド、グリーンをラインナップ。3色いずれも程よくレトロな色調がいい感じです。さらに窓の内側には外からの視線を遮る両開きのカーテンが付いていますが、その色柄もまた可愛い!
ちなみにカーテンの色はオプションで変更することが可能(3万3000円)、さらにこだわりたい人のために、幕体の色を14種類のカラーパターンから選べるカラーカスタムオーダー(33万8000円)も用意されています。お気に入りカラーでカスタマイズすれば、周囲のキャンパーから注目を浴びること間違いなしです。
>> GREENFUNDING「カーサイドテント DANTE」
<文/&GP>
【関連記事】
◆寒くて過酷?スノーピークの“薪ストーブ付き二層テント”があれば冬キャンプのイメージが変わるかも
◆ザ・ノース・フェイスの靴下みたいなスリッパで自宅もテント内も飛行機もリラックス!
◆オレゴニアンキャンパー初のテント「Ortus-S」はおっきくて開放感バツグン
- 1
- 2