「SYSTEM-8」は、最新のアナログ・モデリング・サウンドを搭載した独自音源に加えて、ローランド歴代のシンセサイザーの名機「JUPITER-8」と「JUNO-106」を再現。「JUPITER-8」はプリロード済み、「JUNO-106」は後日追加対応予定だ。
1981年に発売された「JUPITER-8」は、単音のみの発音が主流だった時代に8音の同時発音数で登場し人々を驚かせた最上位シンセサイザー。分厚い弦楽合奏のようなサウンドが特長だ。
1984年発売の「JUNO-106」は、シンプルで使いやすい入門機でありながら、粘りのある音と独特の美しい広がりを与える音色効果であるコーラスで人気を博したモデルだ。
これらのアナログ固有の特性とオリジナル機の個性を再現するのが、最新のデジタル技術 “ACBテクノロジー”。オリジナル製品の設計図からアナログ・パーツの特性を一つひとつ丁寧に解析し、完全モデリング。音の特徴や回路のふるまいまで再現されている。
また、「SYSTEM-8」では、これまでリリースされたローランド初期の名機「SYSTEM-100」「SH-101」「PROMARS」などのプラグアウト用シンセや、今後リリース予定のものも含めて、最大4種類のサウンドを1台でコントロールすることが可能。さらに、それらのサウンドを自由に組み合わせることもできる。演奏性も重視し、8音ポリフォニック仕様で、鍵盤はベロシティ対応の49鍵キーボードを採用している。
同時に、リズム・コンポーザー「TR-09」、ベース・ライン「TB-03」、ボコーダー「VP-03」も発売。
それぞれオープン価格で、「SYSTEM-8」は予想実勢価格15万円前後。
ローランド「SYSTEM-8」>>
https://www.roland.com/jp/products/system-8/
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(文/&GP編集部)
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