18Kのホワイトゴールドを用いたケース部は、いわばApple Watchのような丸みのある長方形で極めて現代的。H. モーザーは19世紀より続く長い歴史を持つメーカーだが、現代人のファッションにも違和感なく溶け込むだろう。
ミッドナイトブルーフュメの文字盤が生み出す深いブルーのグラデーションが印象的。ブラックのアリゲーターレザーのストラップと相まって、Sの字の通りセクシーさを醸し出す。
高級感とクラシカルな雰囲気を漂わせながらも、余計な機能や意匠を省いたスマートウォッチ然とした姿には、どこかユーモアすら感じる。
もちろん「SWISS ALP WATCH S」で電話をかけたりアプリを使うことはできないが、長い伝統を受け継いだムーブメント部は、すべて自社製で手作業で製造された極めて精巧なもの。そんな “本物” の時計を現代的な軽やかさとともに身に付けてみたい。
H.モーザー「SWISS ALP WATCH S」>>
http://www.h-moser.com/jp/news/09-2016
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（文／&GP編集部）
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