全方位にこだわったハイエンドモデルから上質なサウンドをカジュアルに楽しめる安価なモデルまで、価格帯ごとにユーザーのニーズに応えるハイパフォーマンスなモデルをバランスよく揃えるファーウェイの完全ワイヤレスイヤホン。
これまでカナル型やインナーイヤー型を展開してきた同社ですが、新作「HUAWEI FreeClip」では耳中央の軟骨部分を直接挟むようにして取り付ける、新開発のイヤーカフ型を採用しています。
「完全ワイヤレスは落としそうで不安」「フィット感がイマイチ」「ずっと使っていると耳が痛い」といった不満の声は、メーカーにとっていわば永遠の課題ですが、今回登場の「HUAWEI FreeClip」は、これら課題に対するひとつの答えとしてファーウェイが辿りついたもの。
開発にあたっては1万人を超える耳のデータをベースに、人間工学に基づいて何百回もの最適化を重ねたのだといいます。
イヤホン本体は、心地よいサウンドを生み出す“アコースティックボール”と、耳の裏側から優しく支える“コンフォートビーンズ”、それに両者をつなぐC型パーツ“C-bridge”によって構成される“C-bridge Design”と呼ばれるデザインを採用。
激しい運動でも外れることのないよう、“C-bridge”に内蔵するニッケルチタンの形状記憶合金ワイヤーが、2つのパーツを適度な弾力で支えます。
また、カナル型やインナーイヤー型と違い、“アコースティックボール”そのものを耳の中に入れることもなく、フック型のように耳に物理的に引っ掛けることもないので、長時間の装着による物理的な負担が軽減できるのもメリットのひとつ。
さらに指向性音伝達技術を応用したオープン型オーディオなので、ランニングやウォーキング、通勤中など、周囲の音も意識しながらのリスニングには最適。
「オープン型は音漏れが心配」という不安をフォローするために、外に漏れ出る音を逆位相の音波で打ち消す逆音波システムを搭載、聴いている楽曲が周囲にダダ漏れなんて心配も無用です。
肝心のサウンド品質に関しては、“アコースティックボール”に10.8mmデュアルマグネットダイナミックドライバを搭載、特に低音域のサウンドに自信ありとのこと。専用アプリを使えば好みや音楽ジャンルに応じたさまざまなEQモードを楽しむことも可能です。
再生時間はイヤホンのみで最大8時間、充電ケースとの併用で最大36時間のリスニングが可能。わずか10分間の充電で最大3時間の再生ができる急速充電にも対応しています。
なにせ未だかつてない新発想のサウンドデバイスだけに、実際の使用感は未知数ではあるけれど、今使っているイヤホンに不満がある人、あるいは新しモノ好きの人ならチャレンジしてみる価値は大いにアリ。
身につけているだけで「それ何?」なんて、周囲の注目を集めそうですよ。
>> GREEN FUNDING「HUAWEI FreeClip」
<文/&GP>
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