「ASUS Chromebook CM30 Detachable」は、ASUSのデタッチャブルタイプのChromebookとしては2021年発売の「CM3」以来となる新製品。主要なスペックをざっくり整理すると、CPUはMediaTek Kompanio 520(8186)でメインメモリはLPDDR 4GB、ストレージにはeMMC を64GB搭載。
タブレット本体だけなら8.95mm厚という薄型スリムなボディに、解像度1920×1200ドットの10.5型ワイド液晶パネルと1W×2のステレオスピーカー、さらにそれぞれ503万画素のインカメラ・アウトカメラを搭載。
インターフェイスとしてUSB Type-C/Gen1を1ポートと、マイクロホン/ヘッドホン・コンボのオーディオジャックを1ポート搭載するなど、シンプルな仕様ながらもこれひとつで動画の視聴やオンラインでの打ち合わせまで幅広くこなせる充実の仕様を備えます。
なんといっても特筆すべきはLTE対応。通信キャリアと契約したSIMがあれば、いつでも4G LTEを使用して快適インターネット環境にアクセスできるということ! インターネットへの常時接続を前提とした思想設計のもとで作られているChromebookでは、使用する場所でのネット環境はかなり重要。Wi-Fi環境に左右されることなく快適にネットにアクセスできるというのは、特に外出先での使用が多いユーザーにとっては大きなメリットといえそうです。
またもうひとつのポイントが抜群の軽さと携帯性。筐体には強度と軽さを両立させるアルミニウム合金を採用することで、本体のみをタブレットとして使うのであれば614g、キーボードとスタンドカバーを取り付けても1kgを切る軽さを実現しています。
さらに米国国防総省が定めるMIL規格(MIL-STD-810H) に準拠したテストをクリアするなど、移動中の衝撃や振動に耐える十分な堅牢性も確保。付属するスタイラスペン“ASUS USI Pen”は本体側面に備えた専用スペースにスマートに収納できるので、手書きの入力操作も思いのままにこなせます。
キーボードはJIS配列の78キー日本語キーボードを採用。さすがにデスクトップPCや13・15インチノートと同じ感覚での入力はできないにしても、操作性の高さはスマホやタブレットのソフトウェアキーボードとは大違い! 移動中のスキマ時間にサクッとメールを返信したり、レポートや原稿の執筆をこなしたり、なんて機会が多いユーザーにとっては、かなり相性のいい選択となりそうです。
<文/&GP>
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