「ICEBOX」17Lサイズは共通仕様として、内径が331mm×197mm。厚さ35mmの保冷剤を底に敷いた状態で500mlペットボトルを14本縦入れでき高さを確保しています。
外装は大人が座っても全く問題ない耐荷重設計に加え、底面部の四隅にカバーを配したことで底面部全体が地面に直接触れない=クーラー全体の温度を上げる地熱の影響を受けづらい仕様に。
さらに左右どちらからも開けられる両開き構造や、クーラー内に溜まった水をスムーズに排出できる水抜き栓を備えるなど、使いやすさを備えています。また、抗菌剤・ノバロン入りのプラスチックを内面側に採用したことで、大腸菌と黄色ブドウ球菌など細菌の繁殖を抑制してくれます。
ラインナップは22Lサイズ、30Lサイズと同様の全4種類・計5色で展開。最上位モデル「ICEBOX PRO」(5万1000円)は、壁面4面・底面・天面(フタ)の6面全てに極厚真空パネル+天面以外の5面に発泡ウレタン断熱材を内蔵(天面のみ発泡ポリスチレン断熱材を使用)。最大氷保存時間は6日間と長時間に渡って内部を冷やし続けられます。重さは5.1kg、カラーはカーキとモカの2色。
「ICEBOX EL」(3万500円)は側面と底面に発泡ウレタン断熱材と一体型の真空パネルを、天面には発泡ポリスチレン断熱材を内蔵。最大氷保存時間は4日間と、こちらも十分すぎるほどの保冷性能を備えています。重さは4.2kg、カラーはチャコールです。
「ICEBOX ST」(1万8500円)は5面全体に発泡ウレタン断熱材を、天面に発泡ポリスチレン断熱材を内蔵したモデル。最大氷保存時間は3日間で、2泊のキャンプでも余裕の保冷力が大きな魅力です。重さは3.9kg、カラーはサンドベージュ。
「ICEBOX VL」(1万5000円)は6面全面に発泡ポリスチレン断熱材を採用。上位モデルに比べて保冷力は若干弱くなるものの、最大氷保存時間は2.5日間と一般的なクーラーボックスを凌駕する保冷性能を有しています。重さは3.4kg。カラーはミディアムグレーです。
年明け早々から夏に備えて新しいクーラーボックスを…というのは、さすがに先取りしすぎな感が無きにしも非ずですが、準備をしておいても決して間違いではないこともまた確か。昨年同様に争奪戦となる可能性が高いSHIMANOの「ICEBOX」。より使いやすい17Lサイズを一足早く入手しておいて、余裕の夏を迎えてみてはいかがでしょうか。
<文/&GP>
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