スウォッチ×ブランパンに6番目の海となる"月の海”をモチーフにした新作が登場!

高級ダイバーズウォッチの老舗として時計好きの間では広く知られたブランパン。その往年の名品のオリジナルデザインを現代ならではのサステナブルな素材を用いて再現。豊かな海の恵みをあふれんばかりの色彩であしらったデザインで人気を集めているのが、今回紹介する“Bioceramic Scuba Fifty Fathomsコレクション”。

同シリーズ最新作となる「OCEAN OF STORMS(SO35B400)」(6万500円)は、1月11日より全国の取扱店およびオンラインストアにて発売をスタートしています。

「OCEAN OF STORMS(嵐の大洋)」とは、月表面に広がるクレーター群の中でも、特に巨大な“月の海”のこと。地球から見える側の西端に位置しており、南北の長さは2500キロ以上、面積はおよそ200万平方メートル! 月面上では最大の“海”として考えられている、広大な平原です。

昨年発売された“Bioceramic Scuba Fifty Fathoms”では、それぞれ5つの海をイメージした個性あふれるモデルが顔を揃えましたが、この「OCEAN OF STORMS」では一転、ブラックムーンとも呼ばれる新月をイメージしたシックなカラーを採用。ダイヤルはもちろんケース、ベゼル、ストラップまでモノトーンで統一することで、従来にない大人っぽい仕上がりになっています。

スペックは従来モデルを踏襲するもので、ケースサイズは42.3mm径・14.4mm厚、防水性能は50ファゾム=91m(300フィート)すなわち9気圧防水。ムーブメントには90時間のパワーリザーブ機能を備えた機械式ムーブメント“SISTEM51”を搭載、4時半位置に備えたデイト表示や、アワーマーカーや時分針、ベゼルの目盛りに添えられたスーパールミノヴァなども発売中のモデルと同じくです。

またケースやベゼル、りゅうずなどに、酸化ジルコニウムのセラミックとヒマシ油とを2:1で配合した特許取得のバイオセラミックを採用するなど、サステナブルな素材使いにこだわっている点もこれまでのモデルと同様。NATOストラップは使用済みの漁網をリサイクルしたもので、ピンバックルとループにもケースなどと同じくバイオセラミックが使われます。

そして、気になるのがケースバック。これまでのモデルではムーブメントのローター上に、それぞれの海域に生息する可愛らしいウミウシの姿が描かれていましたが、さすがに“月の海”にはウミウシは生息しない…。

そこで今回のモデルでは、月の名を持つウミウシ“Okenia Luna”をモチーフにチョイス。透明なサファイアグラスを備えたシースルーバックの奥には、月の表面をイメージしたデジタルプリントが施され、その上にキュートなウミウシが登場、神秘的な乳白色の輝きと鮮やかなイエローが、見る人の目を楽しませます。

なお今回の新作も従来モデルと同じく非限定モデルではありますが、購入は1人につき1ストアで1日1本までです。

>> スウォッチ

<文/&GP>

 

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