毎朝が幸せ! 世界一のトースター誕生

BALMUDA The Toaster

BALMUDA The Toaster

同社のキッチン家電シリーズの第一弾として登場したのが「BALMUDA The Toaster」だ。毎朝トースターを食べるという代表取締役の寺尾玄氏が、これまでに出会った美味しいトースト、パンの味の再現を目指して、徹底的にこだわった同製品は、独自のスチームテクノロジーと完璧な温度制御によって最高の香りと食感を実現。「究極のトースター」と位置づけている。

「BALMUDA The Toaster」は本体上部に吸水口を用意。付属のカップを使って5ccの水を投入してトーストをスタートする。するとその水が庫内でスチームとなり、パンを包み込む仕様だ。水蒸気は空気よりも早く熱が通るため、パンの表面を素早く焼きあげられ、パン内部の水分を逃がさず、柔らかさがキープできる。

スーパーで買う普通の6枚切りのパンが焼きたてのホテル食パンのようになる。

スーパーで買う普通の6枚切りのパンが焼きたてのホテルの食パンのように

さらに細かな温度制御技術により、パンが焦げる温度には到達しないようにコントロールしながらパンの中まで温め、最後に庫内温度を220℃まであげてしっかりと焼き色を付ける。この制御技術により、庫内が温まった状態から2回目を焼いても焦げることがなく、また、クロワッサンやバターロールなどの焦げやすいパンも上部だけを焦がしてしまうという失敗なく、最高の状態で焼けるという。

最高の焦げ目と風味が味わえるチーズトースト。絶品だった。

最高の焦げ目と風味が味わえるチーズトースト。絶品だった

トースト、チーズトースト、フランスパン、クロワッサン、クラシックの5つのモードを用意し、それぞれに最適な温度制御を行っている。

寺尾氏は発表の場で「家電製品は性能や数字で判断されることが多い。それよりも『気持ちいい』『心地いい』という五感を使って感じる体験を提供したい」と語る。そこで手がけるのが、キッチン家電だ。前述の「Hello Kitchen!」は2015年のバルミューダのキーワードとして、今後、さまざまなキッチン家電を手がけていくことも公表した。

2015年は「食べる」ということで展開していくと、すでに開発中の製品があることも宣言した寺尾玄社長。

2015年は「食べる」ということで展開していくと、すでに開発中の製品があることも宣言した寺尾玄社長

「BALMUDA The Toaster」はブラックとホワイトの2色を用意。同社のこれまでの製品とは異なり、モダンクラシックなデザインを採用している。
本日より、2万4732円にてバルミューダオンラインストアで先行予約を開始。また、二子玉川蔦屋家電、ザ・コンランショップなどでも順次先行予約を開始。出荷は6月中旬を予定している。

(文/コヤマタカヒロ)

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