本体サイズは幅343×奥行き97×高さ38mmで、重さは0.5kg。軽くてコンパクトだから持ち運びが楽で、どこへでも持って行けるのがこのデバイスの魅力。
また、電源はUSB Type-Cケーブル給電ですが、バッテリー駆動も可能で、その際の連続使用時間は3~4時間となっています。
本体は、左から「ドラムマシン」、「シンセサイザー&サンプラー」「サウンドデザイン&エフェクター」の3つのセクションで構成。
それぞれにツマミとキー、パットなどが配置されていて、直感的な操作で音楽制作や演奏を行うことが可能。意外と適当にキーを叩いているだけで、イイ感じのトラックが作れちゃう可能性も。
プリセットでは、アコースティックな楽器の音色から未来的な電子音、多彩な効果音まで2000種類以上のサウンドを収録。
AWM2音源(最大同時発音数128音)とFM音源(最大同時発音数8音/4オペレーター)を搭載しており、さらにリバーブやディレイなどの多彩なエフェクトと組み合わせることで、オリジナリティを追求できます。
また、サンプラーでは内蔵マイクを使って、ダイレクトで音を本体へ取り込むことも。クラップ(手を叩く音)や自分の声を録音して、サンプリングすることも可能です。
ちなみにスピーカーは内蔵されていますが、ミニジャックが付いているので、演奏などのパフォーマンスで使う時は外部スピーカーに繋いで使ってもOK。ヘッドフォンも使えるので、深夜でも気兼ねなく音楽制作を楽しむことができます。
そして、このデバイスの魅力を高めているのが、専用アプリ“SEQTRAK”の存在。PC(Windows/Mac)、iOS、Androidに対応したこのアプリでは、グラフィック・ユーザー・インターフェースによって、よりクイックな操作が可能になっています。
アプリで面白いのが、作った曲に合わせて映像を作ることができるビジュアライザー機能。パターンやエフェクトを自分好みに選べば、まるでVJのような気分が味わえます。
また、ARモードではスマホなどのカメラの映像に3Dエフェクトを重ね、よりライブ感のある映像を作り出すことができるため、リアルタイムで流せば大いに盛り上がるはず!
初心者にうれしいリュートリアル機能も用意されており、本体のツマミやキーをタッチすると、操作内容や関連機能の解説をスマホやPCに表示することも。操作に慣れていなくても使いながら学ぶことができるので上達が早そう。
ポップなデザインの本体はオレンジとブラックの2カラーを展開。発売日は1月26日となっています。ギターやピアノの演奏をあきらめてしまった人でも、直感的に扱える「SEQTRAK」ならきっと音楽制作や演奏が楽しめるはず!
>> ヤマハ「SEQTRAK」
<文/&GP>
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